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伊豆諸島に行ったら必ず食べたい”島グルメ”12選
記事作成日: 2019-11-14
伊豆諸島は、東京都に属する離島です。伊豆半島の南東・伊豆大島から孀婦岩までの間にある100余りの島嶼で、その中でも有人島は伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・青ヶ島・八丈島の9つ、それ以外は無人島となっています。
東京からのアクセスが可能な伊豆諸島ですが、せっかく訪れたからには、その島ならではの「島グルメ」を堪能したいものですね。伊豆諸島には名物「べっこう寿司」や古くからの保存食「くさや」、魚のすり身を揚げた「たたきの揚げ」など、美味しい郷土料理のグルメがたくさん!
そこで今回は、伊豆諸島に行ったら必ず食べたい島グルメをピックアップ! まとめてご紹介します。
目次
べっこう(伊豆諸島)
伊豆諸島を訪れたら、ぜひ食べてほしいのが「べっこう」。伊豆諸島で古くから食べられている郷土料理で、旬の白身魚の切り身を唐辛子醤油で漬けたお刺身です。ちょっぴり辛めの味付け(だけど辛すぎず)で、みりんも使われているためほんのり甘みがある味わいです。お魚がつやつやと輝いて、食欲をそそります。なお各家庭・各お店によって、少し味付けが変わってきますので、いろいろなお店で食べ比べてみても!お寿司(べっこう寿司)で食べたり、ボリュームたっぷりの丼ぶりもおすすめです。
はんば海苔(伊豆諸島)
伊豆諸島の中でも限られた島で採取されている「はんば海苔」は、冬しか食べることができない貴重な海苔です。伊豆大島の名物でもあり、はんば海苔を使ったはんば飯は、どこか懐かしい味わいですよ。ぜひ一度味わってみて。
明日葉(伊豆諸島)
伊豆諸島で古くから栽培されてきた「明日葉(あしたば)」。おひたし・天ぷらなどが美味しいので、ぜひ現地で食べてみてください。明日葉を練り込んだお蕎麦もありますよ。
伊勢海老天丼(伊豆大島)
丼ぶりからはみ出すほどに大きな伊勢海老がのった「伊勢海老天丼」は、伊豆大島ならではの島グルメです。伊豆大島の予約必至の人気店「港鮨」では、予約必須のメニューで、甘みたっぷりの海老の身がプリップリ!真っ赤な伊勢海老が入ったお味噌汁付きなのも嬉しいですね。
磯ラーメン(伊豆大島)
伊豆大島では「磯ラーメン」も人気があります。鶏ガラのスープに太麺で、海老・イカ・サザエ・ワカメ・海苔などの海産物がたっぷり入った贅沢な一品。それぞれの出汁が混ざり合って、磯の香りを堪能できるラーメンです。
くさや(伊豆七島)
新島・神津島・伊豆大島などの伊豆七島で古くから保存食として愛されてきたのが「くさや」です。アオムロ・トビウオ・サンマなどの魚を干物にしたもので、匂いは臭いけれど味は大変美味しく、一度食べると癖になるほど。お酒もどんどん進む一品です。現地ではぜひ半生タイプを食べてみてくださいね。
たたきの揚げ(式根島)
式根島の居酒屋「千漁」で人気なのが、名物「たたきの揚げ」です。トビウオなどの魚のすり身を揚げた食べ物で、昔からの島の家庭料理。食感はフワフワ~。魚の旨味がぎっしり詰まった逸品です。
常節のお刺身(式根島)
巻貝の一種である「常節(とこぶし)」を使ったお刺身は珍しくっておすすめの島グルメですよ~。式根島の居酒屋「千漁」で食べることができます。
地魚丼(神津島/三宅島)
いろいろな新鮮地魚がのった海鮮丼が「地魚丼」です。メダイ・アカチビキ・マグロ・メジナ・ブリなど、時期やお店によって魚の種類は異なります。またお魚の上に、たっぷり海苔がかけられた地魚丼もあってインパクト大ですよ~。地魚丼は、神津島の「美家古寿司(みやこずし)本店」や、三宅島の「ふるさと味覚館」などのお店で食べることができます。
地魚鍋(三宅島)
三宅島「ふるさと味覚館」の名物グルメが「地魚鍋」です。お手頃価格で、ボリューミーな魚介鍋には、鮮魚の切り身・海老・すり身の団子などの魚介類や、お野菜もたっぷり! 日によっては高級魚が使われているのが嬉しいですね。鍋のスープには魚介類の旨味が凝縮されているので、〆には雑炊がおすすめですよ。
金目鯛のねぎま(新島)
「金目鯛のねぎま」は、新島にある「焼き鳥 大三」の人気メニューです。ねぎまに見立てて串焼きに使われているのが、新島近海で採れた新鮮な金目鯛。香ばしい皮の部分と、みずみずしい味わいの身の部分が、美味ですよ~。
御赦免料理(八丈島)
「御赦免(ごしゃめん)料理」は、かつて流刑地だった八丈島ならではの郷土料理。八丈島のお店「いそざきえん」で食べることができます。ここでは江戸時代、流人の刑期が終わってから振る舞われたご馳走「御赦免料理」を再現しています。ヒメダイの姿造りと刺身の盛り合わせ・サクラダイ塩釜焼きなど、めでたい雰囲気のメニューを一度に堪能できますよ。味噌の味がほのかに香る「麦雑炊」も御赦免料理の1つで、明日葉をアクセントとして使っています。