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宮崎に旅行に行くなら絶対に外せない!おすすめの観光スポットBEST5
記事更新日: 2024-04-05
九州地方南東部にある宮崎県は、南国ムード漂う温暖な気候で、かつて新婚旅行先としても人気のあったエリアです。
神秘的な高千穂周辺の定番観光スポットはもちろん、開放感たっぷりの日南海岸沿い・青島などもあるので、ちょっとしたリゾート気分を満喫するために訪れる人も多いのではないでしょうか。また宮崎県には、雲海が有名な国見ケ丘や、神秘的なパワースポット天安河原など、宮崎県ならではの魅力的な観光スポットが多数あります。
今回はその宮崎県を観光するなら、ぜひ訪れてほしい!おすすめの観光スポットをランキング形式でお届けします。ランキング外にも宮崎県の魅力を感じられる観光スポットを合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
宮崎に旅行に行くなら絶対に外せない!おすすめの観光スポットランキングBEST5
宮崎県には、県を代表する観光地・高千穂峡をはじめ、雲海で知られる国見ケ丘や、モアイ像がフォトジェニックなサンメッセ日南など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。ここではその中から宮崎県を代表する名所を5つご紹介します。
第1位 高千穂峡
宮崎県を代表する観光地「高千穂峡」は、平均80mもの断崖が東西に7kmも続く断崖絶壁の絶景スポットです。
太古の昔、阿蘇火山活動で噴出した火砕流が急激に冷えて固まったために、高さ50~100mの柱状節理の懸崖となった峡谷で、1934年に「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に、1965年に祖母傾国定公園の一部に指定されています。
峡谷内には、日本の滝百選に選ばれた名瀑「真名井(まない)の滝」があり、約17mの高さから水面に落ちる景色は神秘的。高千穂峡のシンボル的存在になっています。夏期シーズンの真名井の滝と遊歩道ライトアップは、幻想的な雰囲気が人気ですよ。
また高千穂峡の遊歩道の撮影ポイント「高千穂三橋」や、槍で飛び越えられそうに谷が狭い「槍飛岩」、高さ100mはありそうな柱状節理の「仙人の屏風岩」など魅力的なポイントがたくさん。河原に転がる重量約200トンの巨石「鬼八の力石」など、神話と伝説に所縁のあるスポットも数多くあります。
高千穂峡では、貸しボートのレンタルもあり、遊歩道とはまた違った魅力を楽しめます。ボートに乗って見上げる真名井の滝は、迫力満点ですよ~。
- 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
- 【お問い合わせ番号】0982-73-1213(高千穂町観光協会)
- 【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/takachihokyou.php(高千穂町観光協会)
第2位 国見ヶ丘
標高513mの「国見ケ丘(くにみがおか)」は、雲海の名所として知られる絶景スポットです。
国見ケ丘は、東には五ヶ瀬川沿いに広がる高千穂盆地や町並み棚田の風景、西には阿蘇外輪山や涅槃像に例えられる五岳、 北には標高1757mの祖母山をはじめとした連峰、南には霊峰「二上山」に続く椎葉の山々を、大パノラマで見渡せる絶景スポット。2011年に世界的旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得しています。
有名な雲海の見ごろは秋から初冬(9月中旬~11月下旬)の早朝、快晴無風の冷え込んだ日です。早朝発生した霧が、高千穂盆地や周辺の山々の間に沈み込んで雲海となり、朝日と共に幻想的で美しい景色を生み出します。まるで神様の住まう町と思えるほど感動的な眺望で、シーズン中は早朝にも関わらず多くの人が訪れます。
本格的な雲海を見られるのは年に数回程度ですが、夏でも霧がかかって稀に雲海になることも!少し湿り気があって、昼夜の気温差が大きい晴天無風の朝がベストコンディションです。
また国見ケ丘は、雲海と阿蘇涅槃像(ねはんぞう)神武天皇の孫である建磐龍命(タテイワタツノミコト)が九州統治の際にこの場所から国見をしたという伝説や、民謡「正調刈干切唄」の発祥地でもあります。
- 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町押方
- 【お問い合わせ番号】0982-73-1213(高千穂町観光協会)
- 【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/kunimigaoka.php(高千穂町観光協会)
サンメッセ日南
水平線が美しい日南海岸に面した小高い丘にある「サンメッセ日南」は、青い海を背景に並ぶ7体のモアイ像がフォトジェニックなテーマパークです。地球の真の平和を願い、太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づくをテーマに設立。
世界で初めてイースター島の長老会から正式に認可された7体の巨大なモアイ像「モアイ アフ・アキビ」、太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づくといった設立理念に顕揚するため中心に建てられた「地球感謝の鐘」、21世紀出発の燈・愛善無怨の燈の二つの「燈」といった、3つの施設が組み合わされた成り立っています。
特に7体のモアイ像は、自分が欲しいパワーを持ったモアイ像を触ると運気が上がるとされ、宮崎のパワースポットとしても有名ですよ。
園内には、ほかにも見どころ満載の施設がたくさん。神話の国宮崎の、素晴らしい海や山・風・木々のざわめき・大自然の恵み・ヒムカ・日南の地、この場所ならではの大自然のパワーを感じられます。
また季節ごとの限定メニューを楽しめる南洋レストランnoa・noaや、温泉水の成分の力と15種類の薬鉱石の力による岩盤浴で身体を温められる嵐の湯も併設しています。
※嵐の湯は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、2022年11月現在、閉店しています。
- 【住所】宮崎県日南市大字宮浦2650
- 【閉鎖期間】定休日毎週水曜日
- 【お問い合わせ番号】0987-29-1900
- 【公式サイト】http://www.sun-messe.co.jp/
第4位 天安河原
「天安河原(あまのやすがわら)」は、天岩戸神社の奥にある神秘的なパワースポットとして注目の大洞窟。天岩戸神社の西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約10分の場所にあり、別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。
思兼神(おもいかねのかみ)と八百萬神(やおよろずのかみ)を御祭神とし、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸にお隠れになった際に、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと言い伝えられています。
大洞窟にひっそりと佇む鳥居は、とても神秘的な雰囲気。洞窟の外には大自然が広がっていて、パワースポットとして人気があるのも納得です。
また以前は社のみがあって信仰の対象でしたが、いつの日か祈願に訪れる人たちが石を上手に重ねると願いが叶うと言い伝えのもと石を積んでいきました。その結果現在では、その無数のびっしりと積まれた石の景色が、天安河原の幻想的な雰囲気を一層際立たせています。もし天安河原を訪れたら、ぜひ河原の石を積んで願いを叶えられるよう挑戦してみてはいかがでしょうか。
- 【住所】宮崎県高千穂町大字岩戸
- 【お問い合わせ番号】0982-74-8239(天岩戸神社)
- 【公式サイト】https://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337317286(高千穂町観光協会)・http://amanoiwato-jinja.jp/(天岩戸神社)
第5位 鵜戸神宮
宮崎県日南海岸にある「鵜戸神宮(うどじんぐう)」は、青い海に映える色鮮やかな御本殿が美しく、運玉投げやシャンシャン馬で有名な神社です。宮崎県南で最も有名な神社で、「鵜戸さん」と親しみを込めて呼ばれています。
日向灘の断崖に面して建つ鵜戸神宮は、社殿に向かって急な下り坂になっていて、日本三大下がり宮のひとつとされています。2017年10月鵜戸神宮の敷地を含む鵜戸崎一帯と隣接する海の一部を対象に、「鵜戸」の名で国の名勝に指定されました。岬の周辺には奇岩・怪礁が連なり、太平洋の荒波が打ち寄せて、美しい景色が見られますよ。
そして鵜戸神宮を訪れたら、運玉投げをお試しあれ!社殿前広場眼下の「亀石」の背にある窪みに、男性は左手・女性は右手で願いを込めて運玉を投げ、完璧には入れることができたら願いが叶うそう。
そして毎年三月には「シャンシャン馬道中唄全国大会」を開催。宮崎では大正時代の初めまで結婚すると鵜戸神宮へお参りする風習があり、新婚夫婦は手甲脚絆にわらじ履きで七浦七峠を越えてお参りしていたそう。美しく飾った馬に花嫁を乗せて花婿が手綱を引いたときに、馬についた鈴が「シャンシャン」と鳴ることから、今では「シャンシャン馬」の呼び名で言い伝えられています。
鵜戸山の参拝路として吹毛井港~神宮の山門までの石段は長さ約800m(八丁)。鵜戸山八丁坂と呼ばれ、吹毛井側から上り438段・下り277段の合計715段を尼僧が頭に磯石をかついで築いたと伝わっています。
- 【住所】宮崎県日南市大字宮浦3232番地
- 【お問い合わせ番号】0987-29-1001
- 【公式サイト】https://www.udojingu.com/
まだまだおすすめ!宮崎のその他の観光スポット5選
高千穂あまてらす鉄道・グランドスーパーカート
2005年に台風の影響で廃線となった旧高千穂鉄道。現在、高千穂あまてらす鉄道では、旧高千穂鉄道を公園化しアトラクションを運営。グランドスーパーカートで高千穂の壮大な絶景を眺められます。
2017年3月に運行を開始したグランドスーパーカートは30人乗りで、所要時間は往復30分ほど。高千穂~高千穂鉄橋までの5.1kmの距離を結んでいます。牽引する動力車が2台あり、それぞれ2500㏄のディーゼルエンジンを搭載する、オープンエアのトロッコ車両です。
客車の床の中心部には強化ガラスを敷いているので、走り過ぎる線路や、高千穂鉄橋から真下の景色を眺めることができます。高千穂鉄橋は、水面から約105mの高さにあり、鉄道橋梁としては日本一の高さを誇ります。
- 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1425-1
- 【お問い合わせ番号】0982-72-3216
- 【公式サイト】https://amaterasu-railway.jp/attraction
高千穂神社
宮崎県西臼杵郡高千穂町にある「高千穂神社」は、夜神楽も体験できるパワースポットです。
約1900年前の垂仁天皇時代に創建された高千穂郷八十八社の総杜で、神社本殿は平成16年に、鉄造狛犬一対は昭和46年、それぞれ国の重要文化財として指定されています。高千穂神社の主祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)で、農産業・厄祓・縁結びの神として広く信仰されています。別称「十社大明神」という神号でも親しまれています。
境内には、樹齢約800年の御神木「秩父杉」や、2本の杉の幹がつながった「夫婦杉(めおとすぎ)」と呼ばれる巨樹がそびえるパワースポット。特に夫婦杉の周りを夫婦・恋人・友達と手をつないで3回まわることで、縁結び・家内安全・子孫繁栄の3つの願いが叶うとされ、カップルのデートスポットとしても人気があります。
また垂仁天皇の命により伊勢神宮と高千穂神社に設置された鎮石(しずめいし)は、願いを込め祈ると、世の中の乱れや人の悩みが鎮められると伝えられています。
境内にある神楽殿では、毎晩20時~21時まで、観光客向けに高千穂神楽を奉納しています。約1時間で三十三番の神楽の中から代表的な4つの舞(手力雄の舞・鈿女の舞・戸取の舞・御神体の舞)を見学できるので、ぜひ体感してみてはいかがでしょう。
- 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
- 【お問い合わせ番号】0982-72-2413
- 【公式サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1336615324(高千穂町観光協会)
https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_supotto/812.html(高千穂町)
青島
周囲1.5kmほどの小さな島「青島」は、亜熱帯植物に包まれた神秘の島。島そのものがパワースポットとして知られています。豊かな自然に恵まれた環境に、最高樹齢350年のビロウ樹をはじめとした亜熱帯性植物群落がみられ、南国の雰囲気が感じられます。
青島全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定。島では200種類以上の植物を確認でき、そのうち熱帯性及び亜熱帯性の植物が27種あることから、北半球最北のヤシ科植物の群生地とされています。また島を取り囲むのは「鬼の洗濯板」と呼ばれる有名な奇岩で、隆起海床と奇形波蝕痕として国の天然記念物に指定されています。
青島中央に鎮座する青島神社は、青島全島が境内となっています。海幸・山幸の神話で知られるヒコホホデミノミコトを祭神とし、縁結びの社として広く知られていることから、カップルや女性参拝者が多く訪れるのも特徴的。縁結びだけでなく安産・航海・交通安全の神としても信仰があります。
青島周辺には、南国の花々が咲き誇る「宮交ボタニックガーデン青島」やお洒落な「青島ビーチパーク」などの見どころもあり、ビーチでシーカヤックやスタンドアップパドルボード等のマリンアクティビティも満喫できます。
- 【住所】宮崎県宮崎市青島
- 【お問い合わせ番号】0985-21-1791(宮崎市観光課)
- 【公式サイト】https://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/spot/10001(宮崎市観光サイト)・https://aoshima-jinja.jp/(青島神社)
都井岬
宮崎県の最南端・太平洋に突き出した「都井岬(といのみさき)」は、まさに馬の楽園。国の天然記念物にも指定された御崎馬を飼育しています。
この岬に放牧されている「御崎馬(みさきうま)」または「岬馬」とも呼ばれる純粋な日本在来馬は、江戸時代から約300年に渡り同じように飼育されてきました。その繁殖は全く自然に任せられ、現存する日本在来馬(北海道和種、木曽馬、御崎馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬)のひとつで、1953年には日本在来場として国の天然記念物にも指定されています。
ここでは馬たちがのんびり草を食む、まさに馬の楽園!御崎馬の出産シーズン3月~8月(最も多く生まれるのは4月と5月)なら、可愛い仔馬に会うこともできますよ。
都井岬には、海の青さと岬の緑に囲まれた白亜の美しい灯台「都井岬灯台」もあります。九州で唯一の参観可能な灯台で内部を見学でき、現在も航行する船舶の目印として活躍しています。また都井岬の最先端に奉祀されている御崎神社(みさきじんじゃ)は縁結びと航海安全の神様。都井岬に来たら、ぜひ合わせて訪れてみてください。
- 【住所】宮崎県串間市大字大納
- 【公式サイト】https://kushima-city.jp/toi/(串間市観光物産協会)
飫肥城下町
宮崎県南部の「飫肥(おび)城下町」は、天正16年(1588)から明治初期までの280年間、飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた280年もの長い歴史ある場所です。
武家屋敷を象徴する門構えや風情ある石垣、そして漆喰塀が残る町並みが、昭和52年に重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
江戸時代を彷彿とさせる街並みは、九州の小京都的存在で、タイムスリップしたような感覚を味わえる雰囲気が人気を集めています。昭和53年に復元された飫肥城下町を象徴する「大手門」を中心に、松尾の丸や藩校振徳堂・伊東家の歴史を綴る貴重な資料を展示する飫肥城歴史資料館などがあります。コンビニの建物まで、周囲の景観に合わせているのが面白いですね。
- 【住所】宮崎県日南市飫肥4丁目2-20
- 【お問い合わせ番号】0987-25-1905(小村記念館/総合窓口)
- 【公式サイト】https://www.kankou-nichinan.jp/tourisms/375(日南観光協会)
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