熊本を観光するならぜひ訪れてほしい!おすすめの観光名所BEST5

熊本を観光するならぜひ訪れてほしい!おすすめの観光名所BEST5

記事更新日: 2021-02-11

市中心から徒歩5分!熊本のシンボルとその魅力

九州地方中部にある熊本県は、多くの活火山や滝などといった自然豊かな観光地として、人気のエリアです。

 

火の国熊本を代表する阿蘇カルデラの中心「阿蘇山・中岳の火口見物」や、日本三名城のひとつ「熊本城」、日本最大級の石造りアーチ水路橋「通潤橋」など、大自然や歴史を体感するために訪れる人も多いのではないでしょうか。また熊本県には、神秘的な滝「鍋ヶ滝」やご当地キャラくまモンの活動拠点「くまモンスクエア」など、熊本ならではの魅力的な観光スポットが多数あります。

 

今回はその熊本県を観光するなら、ぜひ訪れてほしい!おすすめの観光スポットをランキング形式でお届けします。ランキング外にも熊本県の魅力を感じられる観光スポットを合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まる
熊本県といえば、やっぱりゆるキャラの“くまモン”じゃない?
しえ
くまモンは人気あるよね~。でも他にも大自然を感じられるスポットがあるんじゃないかな?例えば阿蘇山とか有名だよね。
まる
あ、あと、熊本城かな。熊本地震での被害の大きさをニュースで見たよ。
しえ
熊本城の被害はかなり大きかったよね・・・。今どうなってるんだろう?復旧工事とかしてるのかな。
ベル
熊本県には、いろいろな方面で魅力的な観光スポットがたくさん。熊本城もそのひとつです。これから早速紹介していきますね~。

 

 

熊本を観光するならぜひ訪れてほしい!おすすめの観光名所ランキングBEST5

熊本県には、県を代表する観光地・阿蘇をはじめ、熊本地震で莫大な被害を受けた「熊本城」や、三十軒の旅館が集う温泉郷「黒川温泉」など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。ここではその中から熊本県を代表する名所を5つご紹介します。

 

第1位 阿蘇山

阿蘇山

火の国・熊本県のシンボル「阿蘇山(あそさん)」は、阿蘇地方に位置する火山です。

 

最高峰の高岳(1,592m)・根子岳(1,433m)・中岳(1,506m)・烏帽子岳(1,337m)・杵島岳(1,321m)が連なった東西にのびる阿蘇五岳のことを「阿蘇山」と呼んでいますが、広い意味では世界最大級の火山「外輪山」や約5万人が生活する「火口原」も含めます。

 

2007年に日本の地質百選に「阿蘇」として選定、2009年にはカルデラ内外の地域で巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク・世界ジオパークに認定。日本百名山の一座としても取り上げられ、また日本の山で初めて外国の文献にも記載された山です。

 

阿蘇山の中で、世界的にも有名なのが阿蘇カルデラの中心に位置する「中岳の火口見物」です。山々が連なる素晴らしい景色の中で、地鳴りの音とともに激しい噴煙を噴き上げるその姿は、大地の持つ驚異のパワー・自然の力強さそのもの!エメラルドグリーンの湯だまりと噴煙が立ち上がる火口部分は、東西400m・南北1,100mに広がっています。

 

阿蘇山の噴火や熊本地震などにより、長らく中岳火口周辺には立ち入り規制されていましたが、2020年12月現在では解除・見学を再開しています。なお立ち入り禁止の規制有無は「阿蘇火山火口規制情報」にてリアルタイムに確認できます。

 

阿蘇山 基本情報

 

 

第2位 熊本城

市中心から徒歩5分!熊本のシンボルとその魅力

熊本のシンボル的存在「熊本城」は、日本三名城のひとつ。別名「銀南城」でも親しまれています。

 

2016年(平成28年)4月の熊本地震で莫大な被害を受けました。その復旧・復興には長い年月と莫大な費用がかかるとされています。2020年12月現在、復旧工事のための立ち入り規制を行っていますが、二の丸広場や加藤神社・その周辺から天守閣や櫓等を観覧できます。また復旧の進捗に伴った特別公開も実施。復旧期間中にしか見られない熊本城の姿を観ることができます。

 

熊本城は、慶長12(1607)年、加藤清正の手により7年の歳月をかけて築城。以降400年にわたって、歴史的に名を残す細川忠利・宮本武蔵・谷干城など、さまざまな歴史の舞台を繰り広げてきました。

 

豪壮雄大な構えが特徴的で、広々とした敷地や独自の建築様式から江戸時代の藩主の暮らしや歴史そのものを知ることができます。また築城の名手とされた加藤清正が各所に採り入れた当時の土木・建築の最新技術も見どころです。

 

城内には、熊本県立美術館や二の丸広場などの施設も多く、春は桜の名所としても知られています。また熊本城を訪れたあとは、熊本城下・麓にある「桜の馬場 城彩苑」に立ち寄ってみても。熊本名物の食べ歩きや熊本の特産品探しにぴったりの観光施設です。

 

熊本城 基本情報
  • 【住所】〒860-0002熊本市中央区本丸1-1
  • 【お問い合わせ番号】
  • 096-223-5011(熊本城運営センター:観覧に関するお問い合わせ) 096-352-5900(熊本城総合事務所:その他のお問い合わせ)
  • 【公式サイト】https://castle.kumamoto-guide.jp/

 

 

第3位 黒川温泉

熊本人推薦!理想のデートNo.1はなんとあそこだった!?

熊本県・阿蘇のさらに奥地・大分県との県境・九州の北部中央エリアにある「黒川温泉」は、緑豊かな山々に囲まれた三十軒の旅館が集う温泉郷です。

 

黒川温泉は、高速道路や駅からも遠い、田舎山間部のひっそりとした場所にある温泉街。2000年まで地元新聞発行の「熊本県万能地図」にその名が無いほどの秘境の温泉地でしたが、多くの人によって「上質な里山」の景観を作り出し、「露天風呂めぐり」の入湯手形も人気を集め、今となっては全国区で人気の温泉地となりました。

 

コンセプトは、三十軒のお宿と里山の風景のすべてをひとつの旅館と考えた「黒川温泉一旅館」。道は廊下・木々や花は中庭の植木・お風呂もお宿も一つの大きな旅館の中にあるという考え方で、温泉街全体の風景がまるでひとつの旅館のように情緒あふれる街並みに作られています。

 

ここでは四季折々に美しく表情を変える景色と、豊富な泉質を堪能できる露天風呂めぐりなど、ゆったりと上質な時間を過ごせますよ。

 

黒川温泉の名物は「入湯手形」。1枚で二十八カ所の情緒あふれる露天風呂からお好みの3か所に入浴できるお得な露天風呂めぐりが可能です。浴衣姿で露天風呂めぐり・温泉街めぐりを楽しんで。

 

また首なし身代わり地蔵の伝説で有名な「黒川地蔵尊」に立ち寄ったり、お酒とおつまみを楽しめる「かっぽ手形ではしご酒」も満喫できます。黒川温泉に2泊以上滞在できるのなら転泊もおすすめ!黒川温泉一旅館だからできる便利なサービスもあります。

 

黒川温泉 基本情報
  • 【住所】〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594-3
  • 【お問い合わせ番号】0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合インフォメーションセンター)
  • 【公式サイト】https://www.kurokawaonsen.or.jp/

 

 

第4位 大観峰

大観峰

熊本県阿蘇市にある「大観峰(だいかんぼう)」は、標高935.9mの山・阿蘇北外輪山の最高峰です。かつては遠見ヶ鼻と呼ばれていましたが、大正11年に小島内牧町長の要請で、この地を訪れた文豪徳富蘇峰が「大観峰」と名付けました。

 

阿蘇を代表する絶景スポットで、360度の大パノラマは圧巻。阿蘇カルデラやそのカルデラ壁・中央火口丘である阿蘇五岳・阿蘇の街並み、さらに九重連峰まで見渡すことができます。

 

ここから眺められる阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に見えることから「涅槃像」にも例えられているそう。秋~冬シーズンには神秘的な雲海が現れることも!雲海の観覧は「大観峰展望台」がおすすめで、神々しい絶景を眺められる絶好のビュースポットです。また天体観測のスポットとしても人気を集めています。

 

大観峰には、お土産店や食事処もあります。地元の素材を使ったグルメも人気で、阿蘇名物!大観峰喫茶店のソフトクリームはジャージー牛の牛乳を使っています。

 

大観峰 基本情報
  • 【住所】〒869-2313熊本県阿蘇市端辺
  • 【お問い合わせ番号】0967-34-1600(阿蘇インフォメーションセンター)
  • 【公式サイト】https://kumamoto.guide/spots/detail/211(熊本県公式観光サイト)

 

 

第5位 通潤橋

通潤橋

熊本県東部の山都町にある「通潤橋(つうじゅんきょう)」は、江戸末期に農業用水を通すため轟川に架けられた日本最大級の石造りアーチ水路橋。1960年(昭和35年)に国の重要文化財にも指定されています。

 

嘉永7年(1854年)、四方を河川に囲まれた白糸大地に農業用水を送る目的で、矢部の惣庄屋・布田保之助(ふたやすのすけ)によって建設されました。日本最大級の石造りアーチ水路橋で、その水路の長さ126m・橋の長さ75.6m・橋の幅6.3m・橋の高さ20.2m・アーチの半径27.6m。

 

約6km離れた笹原川の上流から、一昼夜で15,000平方メートルの水を送り、現在でも周辺の田畑を潤す役目を担っています。通潤橋の真ん中から川に向かって行われる豪快な放水の姿が、観光客から特に人気があります。2016年4月の熊本地震で橋上部を損傷、2018年5月の豪雨で石垣が崩落するなどといった被害があり、保存修理工事を行っていましたが、2020年約4年ぶりに放水を再開しています。

 

通潤橋周辺では、阿蘇南外輪山や九州山地に囲まれ、自然豊かな里山風景を満喫できます。また通潤橋を訪れたら、ぜひ道の駅「通潤橋」や「通潤橋史料館」にも合わせて立ち寄ってみて。「通潤橋史料館」では布田保之助や石工たちが通潤橋架橋に賭けた夢を展示していますよ。

 

通潤橋 基本情報

 

 

まだまだおすすめ!熊本のその他の観光スポット5選

鍋ヶ滝

鍋ヶ滝

熊本県阿蘇郡小国町にある「鍋ヶ滝(なべがたき)」は、滝の裏側から眺めることができる神秘的な滝。別名「裏見の滝」と呼ばれています。

 

鍋ヶ滝は、阿蘇のカルデラを作った約9万年前の巨大噴火でできたとされ、その後長い年月をかけて今の美しい姿となりました。滝の落差は約10mと規模が小さいながら、幅約20mもの幅広く流れ落ちる水は、まるでカーテンのよう。その滝が木漏れ日に照らされる景観はとても優美で神秘的とあって、最近ではCMの撮影スポットとしても有名になっています。

 

また滝つぼの裏側に回って眺めることも可能。後ろ側から眺められる滝は大変珍しく、まるで滝に包まれているような気持ちにさせられます。毎年春シーズンは、滝を裏側からライトアップするイベントを期間限定で開催しています。

 

鍋ヶ滝 基本情報

 

 

阿蘇ファームランド

阿蘇ファームランド

阿蘇くじゅう国立公園内・阿蘇の大自然にある「阿蘇ファームランド」は、健康の専門家が監修する世界唯一のテーマパークです。

 

約100万平方メートル(東京ドーム約21個分)もの広大な敷地の中にある、世界屈指の総合的な健康増進パーク。厚生労働省・熊本県など各行政の認可を受けた健康の専門家が総合監修しています。

 

多彩なセルフチェック装置がある健康測定エリア「健康パビリオン」では、現在の健康度を把握することができます。そして「健康的な運動・三度の食事・心の癒し・ドームでの宿泊・体験や学習・阿蘇ならではのお買い物」といった6つのテーマの施設やコーナーでは、普段の生活では得ることのできない健康増進に必要な本物の身体づくり・心づくりを体感できます。

 

お子さまからシニア世代までが楽しく運動できる「阿蘇元気の森」や、阿蘇の自然をまるごとバイキングで堪能できる「大阿蘇レストラン」、ドクター・キッスフィッシュや各種癒しのスポット、自然の地形をそのまま活かした森の中のドーム型ホテルへの宿泊、「ふれあい動物王国」「手作り体験館」などの多くの体験学習施設、阿蘇ならではの特産品や健康食品を取り扱う多彩な店舗でのショッピングなど、魅力的な施設がかなり充実。家族連れの方にもおすすめの人気健康スポットです。

 

阿蘇ファームランド 基本情報
  • 【住所】〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽5579-3
  • 【お問い合わせ番号】0967-67-2100(施設のお問い合わせ)0967-67-3737(宿泊のお問い合わせ)
  • 【公式サイト】https://asofarmland.co.jp/

 

 

白川水源

白川水源

南阿蘇の湧き水の代名詞ともされる水源「白川水源」は、熊本名水百選のひとつ、全国名水百選にも登録されているパワースポット。一級河川「白川」の総水源となります。

 

白川水源は、阿蘇神社の末社「白川吉見神社」の境内にあります。鳥居をくぐると見えるのが豊富な湧き水。その湧き水量は毎分60トン!日量9万トン!もあります。とうとうと流れる水の音は木々の中を心地よく響き渡り、その透明度の高さによって、大量の水が地底の砂と勢いよく湧きあがっているのを見ることができます。

 

水源の水は自由に持ち帰りが可能で、平日でも九州各県から多くの人が訪れます。柔らかい飲み心地で、地酒やペットボトルミネラルウォーターの原水としても使われているそう。豊かな大自然のなかで清々しい時間を過ごせる場所なので、長めに滞在してのんびりと水遊びやティータイム・ショッピングを楽しむのがおすすめです。

 

白川水源 基本情報
  • 【住所】〒869-1502熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052
  • 【お問い合わせ番号】0967-67-1111(南阿蘇村役場)0967-67-2222(一般社団法人 みなみあそ観光局)
  • 【公式サイト】https://www.minamiasokanko.jp/suigen-list/shirakawa-suigen.html(一般社団法人 みなみあそ観光局)

 

 

天草市イルカウォッチング総合案内所

熊本 イルカウォッチング

熊本県天草市のイルカセンター内にある「天草市イルカウォッチング総合案内所」では、野生のイルカに出会えます。

 

天草五和町二江の沖合いには、200頭以上のミナミハンドウイルカが生息。天草市イルカウォッチング総合案内所では、年間を通して野生のイルカウォッチングが可能で、イルカとの遭遇率は95%以上と高いのが魅力的です。

 

非日常的な船旅でのツアーは所要時間約60分間。自然豊かな天草の海を知り尽くした地元の方の案内で、出航から10分ほどでイルカと出会うことができます。自由に泳ぐ野生イルカの群れを眺めたり、間近にイルカを観察することも可能。天草の野生イルカは人懐っこく、船と並走して泳いだり、時にはジャンプしてくれることもあり、小さいお子さまも存分に楽しめますよ~。

 

イルカウォッチングと合わせて、楽つり釣り堀セットやお食時付きのプランもあるので、滞在予定に合わせてご検討くださいね。

 

天草市イルカウォッチング総合案内所 基本情報

 

 

くまモンスクエア

熊本市の中心街にある「くまモンスクエア」は、熊本県のご当地キャラ「くまモン」の活動拠点スポットです。

 

現在、熊本県の営業部長として全国を飛び回る「くまモン」は、ゆるキャラとしても大人気。くまモンスクエア館内では、そんなくまモンのいろいろな情報や、観光・物産情報を発信しています。

 

くまモンがお仕事をしている営業部長室や、くまモンのダンスが披露される交流スペース(ステージ)、ここでしか買えないオリジナルグッズ売り場、くまモンメニューが魅力的な軽食コーナー、お宝展示物など、館内には見どころたっぷり。撮影ポイントもあるので、くまモンとの記念写真はいかがでしょうか。

 

くまモンスクエア 基本情報
  • 【住所】〒860-0808熊本市中央区手取本町8番2号テトリアくまもとビル1階
  • 【お問い合わせ番号】096-327-9066
  • 【公式サイト】https://www.kumamon-sq.jp/

 

 

サンプル画像
熊本県って、阿蘇山や熊本城・くまモンスクエア以外にも、いろいろな観光スポットがあるんだね!

 

しえ
うんうん。それに絶景スポットの通潤橋や、国の重要文化財の大観峰も気になるな~。穴場っぽい観光スポットが多いのかも?
まる
熊本城は復旧工事しているんだね。今しか見ることのできない熊本城の姿、興味があるなぁ・・・。

 

しえ
それに天草でイルカウォッチングできるのは知らなかったよ~。そういえば天草エアラインの機体がイルカのデザインだよね!
ベル
熊本県には阿蘇山はもちろん、魅力的な観光スポットがたくさんあります。もちろんくまモンスクエアも外せませんね!ぜひ一度熊本県を訪れて、その魅力を存分に味わってみてくださいね。

 

熊本旅行最安値情報

 

 

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

他の記事を見る

トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

follow!