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関西から行くおすすめスキー場は?おすすめスキー場13選
記事作成日: 2021-02-17
国内のスキー場は長野、北海道、新潟に多く存在します。そのため、関西からはなかなか行きにくい印象を持たれる方も多いようです。
しかし、規模や数ではトップ3県にかなわないものの、実は関西近郊にも兵庫や滋賀など意外とたくさんのスキー場があるんです。特に兵庫県は、自動車道の延伸で、ハチ・ハチ北、神鍋方面へのアクセス性がぐんとアップしました。 ここではそんな関西から行けるスキー場のなかで、日帰りでも行けちゃうオススメのゲレンデを紹介してまいります。
目次
- 1. ハチ・ハチ北高原スキー場 八鹿氷ノ山インター約30分
- 2. スカイバレイスキー場 八鹿氷ノ山インター20km・約25分
- 3. 氷ノ山国際スキー場 八鹿氷ノ山インター21km・約30分
- 4. びわ湖バレイスキー場 京都東インター30km・約40分
- 5. おじろスキー場 日高神鍋高原インター40km・約35分
- 6. グランスノー奥伊吹 米原インター約30分
- 7. 余呉高原リゾートヤップ 木之本インター約25分
- 8. 若杉高原おおやスキー場 養父インター約40分
- 9. 六甲山スノーパーク 神戸北インター16km・約25分
- 10. スキージャム勝山 勝山インター約20分
- 11. 高鷲スノーパーク・ダイナランド 高鷲インター約10分
- 12. ひるがの高原スキー場 ひるがの高原スマートインター約5分
- 13. ウイングヒルズ白鳥リゾート 高鷲インター約30分
ハチ・ハチ北高原スキー場 八鹿氷ノ山インター約30分
兵庫県の「ハチ・ハチ北高原スキー場」。2つのスキー場は山頂で繋がっていて、1枚のリフト券でどちらも滑ることが可能です。両ゲレンデを合わせると関西以西最大規模を誇ります。
北近畿豊岡自動車道が「八鹿氷ノ山IC」まで延長されたことにより、アクセス時間が20分ほども短くなりました。インターを降りると、約30分でハチ・ハチ北高原スキー場へ行くことができます。無料区間を含み、高速料金も岐阜県などへ行くより格安で済みます。所要時間は京阪神から2時間前後です。
両スキー場を合わせると25本のコースがあります。ハチ高原はゆるやかな斜面が多くキッズゲレンデも充実、ハチ北は急斜面が多め。グループ旅行でレベルがバラバラでも、みんなが楽しめる環境だといえるでしょう。
標高が高いので山頂からの絶景や、樹氷を観測できることもあります。雪はやはり重ためですが、積雪後などグッドコンディションの日も。
スカイバレイスキー場 八鹿氷ノ山インター20km・約25分
「スカイバレイスキー場」はハチ・ハチ北の近隣に位置する、兵庫県のスキー場です。リフト券は隣接する「ハイパーボウル東鉢スキー場」と共通で使うことができます。両スキー場を合わせて14本のコースが楽しめます。
2018年にスカイバレイ直結の大谷バイパスが完成し、広く安全にアクセスしやすくなりました。大阪から約2時間で到着できます。中級者面が70%を占めており、珍しい中級向けゲレンデとなっています。隣接のハイパーボウル東鉢スキー場は初級30%なので、レベルに合わせて両ゲレンデを使い分けると良いでしょう。
混雑も分散され、のびのびと滑ることができる環境です。 ハーフパイプやボックスなど、パークも充実しているので、ボーダーが多く訪れています。
氷ノ山国際スキー場 八鹿氷ノ山インター21km・約30分
兵庫県と鳥取県の県境、氷ノ山の北斜面に広がる「氷ノ山(ひょうのせん)国際スキー場」。こちらも八鹿氷ノ山インターの開通によりアクセスが速くなり、京阪神から約2時間半で到着できます。
コースは6本で、コンパクトなゲレンデは見通しがよく景色も開放的な大パノラマが展開されています。西日本唯一の基礎スキー検定バーンを持ち、競技スキー・アルペンボードの聖地となっています。
本格的な滑りを求める方、技を磨きたい方に人気で、マナーの良い方が多いという声も聞かれます。
びわ湖バレイスキー場 京都東インター30km・約40分
滋賀県の「びわ湖バレイスキー場」は、吹田インターから約70分で行くことができます。天然雪では京阪神エリアから最も近いスキー場です。最寄りの京都東インターからは約40分。駐車場は低標高にあるので、ほとんどの日がノーマルタイヤでOKとなっており、雪道の運転が苦手な方にも安心です。
天然雪に人工降雪機を合わせ、雪量と雪質のコンディションを保っています。ハーフパイプも備えているスノーパークは関西最大規模を誇ります。9本あるコースはほぼ中上級者向け。腕に覚えのある方にオススメです。
ホーライゲレンデからの眺望は絶景で、琵琶湖を眼下に眺めながらの爽快な滑走が魅力となっています。
おじろスキー場 日高神鍋高原インター40km・約35分
兵庫県の「おじろスキー場」はインターより約35分、駐車場の標高が低く、急な山道を登る必要がないので、運転初心者さんでもアクセスしやすい環境にあります。駐車場からゲレンデへは、ゴンドラリフトで一気にアクセス。
毎週3回のレディースデイが開催されています。また、県内唯一のペット同伴OKなスキー場で、ドッグランコーナーも用意されています。
コースは5本で、初中級者向けがメイン。キッズパークにはふわふわや、ムービングベルトを設置。ソリバーンは無料で利用可能です。
グランスノー奥伊吹 米原インター約30分
滋賀県の「グランスノー奥伊吹」は、大阪から約2時間で行ける、関西最大級のスノーリゾートです。
13本のコースは初級~上級までバランス良く構成されており、訪れる人のレベルを選びません。最長滑走距離が2,500mとロングクルージングも可能。積雪の多いエリアに位置し、関西では雪質のよいスキー場としても知られています。
樹氷やパウダースノーが楽しめ、大自然を味わえるゲレンデです。2014年にセンターハウスがオープンし、エスカレーターの設置でゲレンデまでの移動がラクに。
フードコートやショップなど複合施設となっており、より便利な環境が整いました。 キッズパークのソリは貸し出し無料。動く歩道でらくらく移動、ふわふわ遊具など楽しく遊べます。
余呉高原リゾートヤップ 木之本インター約25分
滋賀県の「余呉高原リゾートヤップ」は大阪から約2時間。最寄りの木之本ICからは、椿坂峠新バイパスの開通で従来より15分短縮され、約25分で到着できるようになりました。
周囲のスキー場のなかでは空いており、のびのび滑れるという評価も。 土曜日は23時までのナイター営業を行っており、仕事の後でさっと滑りに行ったり、一日中遊ぶのにもピッタリです。
ナイターコースかららは、日本海の夜景も楽しめます。 コースは5本で、初級・中級がメイン。ゲレンデトップからは敦賀湾を望むことができます。 土日はキッズパークにふわふわが登場。
若杉高原おおやスキー場 養父インター約40分
兵庫県の「若杉高原おおやスキー場」は大阪・神戸から約150分。駐車場とゲレンデが隣接しているので、小さなお子様連れでも便利です。
ゲレンデデビューを応援する取り組みがなされているスキー場で、道具の使い方から教えてくれる楽ちんレッスンや、ゲレンデサポーターによって初めての方やお子さんでも安心して滑り始められる環境となっています。
5本あるコースは初級斜面が4割。ムービングベルト完備のコースもあり、ファミリーで訪れるのにぴったりなゲレンデです。全国共通子育て応援協賛店にも加入しています。
六甲山スノーパーク 神戸北インター16km・約25分
兵庫県の「六甲山スノーパーク」はコンパクトな人工スキー場です。大阪市内からは約60分、神戸・三宮なら約35分で来れちゃうという至便な立地。人工雪で、関西最速オープンをかなえています。
コースは3本と、とてもコンパクトでシンプル。アクセス性の良さから混雑しやすいので、特に週末は朝イチでの来場がオススメです。 スノーランドはスキーゲレンデと完全に独立した形で、安心して小さなお子様を遊ばせてあげることができます。
スキージャム勝山 勝山インター約20分
福井県の「スキージャム勝山」は大阪から約3時間。少し離れていますが、最寄りの勝山ICからは約20分と近め。西日本最大級のスノーリゾートを楽しむことができ、ちょっと頑張って行く価値は十分にあります。
最長滑走距離はなんと5,800m。山頂から麓まで縦長のゲレンデには、全部で14本のコースが初級~上級までバランス良く配置されています。3kmの林道コースは初級からOKで、楽しくスキルアップすることができます。上級向けツリーランコース、雪上バナナボートも楽しめるスノーランドなどバリエーション豊か。山頂からの眺めも絶景です。
キッズ&ビギナーパークも日本最大級を誇り、初心者・ファミリーにオススメです。また、リゾートセンター内に温泉があることも魅力的。アフタースキーにしっかり汗を流し、温まって帰路につけるのは日帰りの満足度をぐっと高めてくれます。
高鷲スノーパーク・ダイナランド 高鷲インター約10分
岐阜県の「高鷲スノーパーク・ダイナランド」は大阪から約3時間。こちらも時間はややかかりますが、インターから約10分と「インター近」なのでアクセス性は良いゲレンデです。
高鷲スノーパークとダイナランドは隣接しており、リフト券は共通で両スキー場を滑走することができます。単一でも西日本最大級ですが、2つを合わせると180万㎡と、とても一日ではまわりきれない広さになります。
ダイナランドは毎日23時までのナイター、また週末の朝は6時からの早朝営業を行っているのも特徴です。好きな時間にさっと滑りに行くことができ、混雑も避けやすいというメリットがあります。
両スキー場を合わせると、全部で29本のコースを有しています。いずれのレベルのコースも豊富なバリエーションで、グループ内のレベルばら付き、次のレベルへのステップアップなどにも対応できる環境です。ゲレンデの55%を人工雪でカバーしているので、雪不足の心配なくシーズン序盤から春スキーまで楽しめます。
ひるがの高原スキー場 ひるがの高原スマートインター約5分
岐阜県の「ひるがの高原スキー場」は、大阪から約3時間ではありますが、なんと最寄りインターから約5分という至便な立地。ひるがの高原スマートインター(ETC専用)から国道を使ってすぐに行けるので、雪道に不慣れな運転初心者さんでも安心です。
コースは8本で、上級コースはありません。見通しの良いシンプルな配置で、初心者・ファミリーに最適なゲレンデです。キッズランドはネットで仕切られており、安心して遊ばせられます。スノーエスカレーターも完備。また、スノーラフティングはお子様はもちろん、大人も楽しめるスリリングなアクティビティです。
ウイングヒルズ白鳥リゾート 高鷲インター約30分
岐阜県「ウイングヒルズ白鳥リゾート」は大阪から約3時間半。今回ご紹介するなかでは最も大阪から距離があるスキー場です。 アイスクラッシュシステムの人工造雪機を使い、例年11月上旬の早期オープンをすることでも有名。いち早く滑りたい方にオススメです。
土日祝は朝5時からの早朝営業を行っています。 縦長のゲレンデは最長滑走距離は3,500m。9本の多彩なコースに加えて、モーグルコースやキッズパークもあります。初級向けコースが5本あり、初めてのスキーにもピッタリです。 駐車場からすぐ、日帰り入浴ができる温泉施設「満天の湯」があるのも魅力です。
大阪を中心とした関西から、代表的なスキー場だけでもこれだけのスキー場をご紹介することができました。雪質・積雪量もタイミングを狙えばパウダースノーのふかふか雪が楽しめます。
2時間以内の近距離で気軽に滑りに行くのもいいですし、時間や体力に合わせて、岐阜や福井などの中距離へと足を伸ばしてみるのもオススメです。 初級~上級レベルや、ナイター・早朝営業などの時間の選択肢も豊富なので、ぜひご自分に合ったゲレンデ探しに役立ててみてください。