この記事を書いた人 いそがわかおり
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泡盛初心者にもおすすめ!石垣島の新感覚泡盛のいろんな飲み方
記事作成日: 2015-07-29
沖縄のお酒といえば、泡盛。アルコール度数が高くて、クセが強そう……と、なんとなく敬遠していませんか?
そんな泡盛のイメージを変えて、もっと親しんでもらおうと、石垣島の酒造メーカーでは趣向を凝らした、さまざまな泡盛を展開しています。泡盛初心者やお酒が苦手な人でも楽しめる、石垣島の新感覚泡盛とその飲み方、さらに食べ方!? をご紹介します。
たっぷりのシークワーサーで、泡盛を飲みやすく!
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石垣島には泡盛の蔵元が6つあり、各蔵元がこだわりの銘柄を生産しています。通好みの個性的な味わいのものから、ほんのり甘みを感じる飲みやすいものまで揃っています。
泡盛の原料は「米」
「泡盛は飲みにくい」と、思い込んでいませんか? 泡盛の原料は米で、本来あまりクセのないものです。そのため、泡盛はどんなもので割っても相性がよく、地元の人たちは自分に合った飲み方を知っています。
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鉄板は、水割りにシークワーサー
泡盛を水割りにして、シークワーサーを軽く絞り、グラス入れて飲むのが定番中の定番です。泡盛のクセが苦手という方は、思いっきりたっぷりの量のシークワーサーを使うことをおすすめします! シークワーサーの爽やかな酸味が、泡盛の芳醇な味わいと溶け合って、とても飲みやすい一杯に変身します。
島人にも人気の請福酒造の「直火請福(じかびせいふく)」、八重泉酒造の「八重泉(やえせん)」、玉那覇酒造所の「玉の露(たまのつゆ)」や高嶺酒造所の「於茂登(おもと)」などが口あたりも良くおすすめです。
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フルーツの爽やかさが光る、泡盛仕込みのリキュール
「アルコールは苦手だけど、梅酒は好き」というかたには、泡盛仕込みのリキュールがおすすめ。厳選したフルーツを泡盛の古酒にじっくり漬け込んだもので、熟成するほどに味が深まります。泡盛仕込みのリキュールは、ビンを開けた瞬間に溢れるフレッシュな香りが魅力。炭酸水で割ってもおいしくいただけます。
泡盛の個性を生かしたリキュール作りなら、請福酒造がこの分野のパイオニア。南高梅を使用した「請福梅酒」は品評会で入賞し、全国的にファンの多い銘柄。沖縄県産のシークワーサー果汁をアクセントにした新作リキュール「請福ゆず」も人気です。
泡盛ゼリーなら、全銘柄制覇もできる!?
女子が泡盛をいきなりビンで買うのは、なかなか勇気がいりますよね。それなら、お手軽なゼリーはいかがでしょうか? 「石垣島泡盛ゼリー本舗」では、石垣島の有名銘柄の “泡盛ゼリー”のほとんどが揃います。生産数が少なく入手困難な「宮之鶴(仲間酒造所)」もゼリーなら手に入れることができます。ビンより軽く、持ち運びしやすいので、全銘柄を大人買いも可能です。
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「飲み比べ」ならぬ「食べ比べ」をして、最も個性的な泡盛として知られる「白百合(池原酒造所)」を当てることができたら、石垣島の泡盛通と呼べるかもしれません。泡盛ゼリーはそのまま食べるのはもちろん、冷凍してシャーベットにしても絶品です。
また、 “泡盛ゼリー” のパッケージには、それぞれ本物の泡盛と同じデザインのラベルが使用されています。石垣島の泡盛のラベルは凝ったデザインのものが多く、見栄えも良いためお土産にしても喜ばれそうです!
泡盛がコーヒーとコラボ!
「泡盛とコーヒーなんて、本当においしいの?」と驚くかもしれませんが、昔から泡盛をコーヒーで割って飲む「コーヒー割り」という飲み方があったそうです。さらに、牛乳を加えれば、カルーアミルクのような味わいになるのだとか。
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請福酒造の「珈琲琉球流(こーひーりゅうきゅうりゅう)」は、開発に5年かけたという、こだわりのコーヒーリキュール。かき氷やバニラアイスにかければ、大人スイーツに大変身! ホテルでのお部屋女子会で、さまざまなアレンジを考えて、どれが一番おいしいか試してみるのも楽しそうです。
石垣島の泡盛の新しい飲み方や食べ方、気になるものはありましたか? 同じ飲み方でも、泡盛の銘柄が異なれば味わいも異なり、その組み合わせは無限大です。
石垣島の蔵元では、お酒の飲み方のトレンドやニーズの変化に合わせた商品開発を続けています。石垣島を旅するなら、ぜひ新しくておいしい泡盛のベストな組み合わせを見つけてくださいね。
- 参考:
- ・沖縄県酒造組合公式ページ|泡盛百科 - 沖縄県内の全酒造所、全銘柄を網羅した泡盛検索サイト
- ・石垣経済新聞|泡盛を使ったコーヒーリキュール「珈琲琉球流」-請福酒造が新商品
- ・【請福酒造】沖縄石垣島の泡盛蔵元