この記事を書いた人 いそがわかおり
記事作成日:
目指すはハートロック!沖縄恋の島“ 古宇利島 ” を1日でまるっと満喫
記事作成日: 2015-07-31
青い海の真ん中をまっすぐに伸びる橋、その先に見えてくる離島……、想像しただけで、ワクワクしてきますよね。沖縄本島から橋でつながる離島、古宇利島(こうりじま)に、そんな景色を観に出かけませんか? 昔々「恋島(くいじま)」と呼ばれ、 “空から島に降りた男女が琉球人の祖になった” というアダムとイブに似た伝説が残る古宇利島、その多彩な魅力をまるごと満喫するモデルプランをご紹介します。
海上を走る絶景をドライブ
古宇利島へは、レンタカーを利用した1日旅がおすすめ。那覇市内から古宇利島へは、高速道路を利用して約2時間。
島への玄関口、「古宇利大橋」は、一般道路としては日本最長の橋。その橋の景観が絶景すぎると話題です。
古宇利大橋が見えた瞬間、その両側に広がるクリアブルーからエメラルドグリーンへと変化する海の美しさに心を奪われます。橋を渡っていると、まるで海の上を走っているかのよう! 晴れた日の太陽が高い時間帯が、最もおすすめのタイミングです。
海ぶどうを丼ぶりで!?やみつきプッチプチの食感
旅先では、その土地のものを食べるのが流儀。古宇利大橋を渡り終えたら、島の周回道路を道なりに左方向に進み、「しらさ食堂」へ向かいましょう。「民宿しらさ」の1階にあるお店は、まさに地元の食堂といった雰囲気で、観光客にも人気の店です。
多くの人のお目当ては7月からの期間限定メニュー「うに丼」。ウニの減少に伴い、禁漁期間が年々長くなり、食べられないこともあるそうなので、事前の連絡をおすすめします。
さらに、「海ぶどう丼定食」も人気メニューの1つ。とろろ芋がかけられた大粒の海ぶどうを、丼スタイルでいただきます。古宇利産海ぶどうのプッチプチの食感は、沖縄でもなかなか味わえない一品。海ぶどうのほどよい塩味が、暑い日の塩分補給になるうえにローカロリーで、嬉しい限りです。
まるで水族館、時間を忘れる穴場のビーチへ
次に目指すべきは、古宇利島の天然ビーチ! 古宇利大橋のふもとに広がる古宇利ビーチ(トゥンジ浜)もおすすめですが、今回ご紹介するのはトケイ浜。古宇利ビーチを通り過ぎ周回道路を北へ5分ほど走ります。
トケイ浜への道
「円筒状空洞地形群560m」という看板を見つけたら、その細い道に入りましょう。小道の終わりが、トケイ浜の駐車場です。シャワー施設をかねた有人の売店もあり、女子も安心して海水浴を楽しめます。ライフセーバーが常駐でいないので、泳ぎの苦手な人は無理をしないように楽しみましょう。
天然ビーチは不思議がいっぱい
島内に多くの御嶽(うたき)があり、島全体がパワースポットのような古宇利島ですが、トケイ浜にも不思議があります。浸食でできたという岩に空いた丸い穴 “ポットホール” や、この辺りにだけ見つかる “ピース貝” は、見つけたら願いが叶うとか。
熱帯魚の誘惑
トケイ浜は奥に複数の砂浜が続いています。どのビーチもプライベートビーチさながらの穴場スポットです。おすすめは、駐車場から2番目(東側)のビーチ。浅瀬でも、水中メガネがあれば魚の姿をキャッチできます。
また、もう少し深い場所では、沖縄ならではの大小さまざまな魚達が、次々に目の前を通り過ぎ、水族館の中に居るような幻想的な光景を楽しめるでしょう。
夕日に染まるハートロックを旅の思い出に
古宇利島1日旅の締めくくりは、話題のスポット「ハートロック」のあるティーヌ浜へ。岩の形がハート型に見えることから、某航空会社のCMに起用され、一躍有名になった場所です。
ティーヌ浜はすぐそこ
ティーヌ浜は、トケイ浜と目と鼻の先。トケイ浜に向かう途中にある「ハートロック」の看板が目印です。駐車場に車を停め、少し急な斜面の草道を降りれば、ティーヌ浜にたどり着きます。歩きやすい靴で訪れましょう!
恋するハートロック
ティーヌ浜の青い海に浮かぶハートロックもステキですが、夕景もロマンチックです。ふたつの岩がハート型に重なるポイントを探して、古宇利島最後の思い出を写真に残しましょう。きっと、その写真を見るたびに、沖縄での楽しい旅の記憶がよみがえるはずです。
クリアブルーの海を走る絶景ドライブに始まり、産地ならではのヘルシーランチ、極上ビーチに話題のスポットまで、伝説の恋の島をぐるりと一周すれば、古宇利島のたくさんの魅力に出会えます。
こんなロマンティックな魅力がぎゅぎゅっと詰まった古宇利島での1日を体験しに、沖縄の旅に出かけませんか?