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体力に自信がなくても屋久杉が見れる!ヤクスギランドがおすすめ
記事作成日: 2015-08-06
世界遺産に登録されたこともあって、屋久島の屋久杉を見に行こうとする人が最近は増えています。屋久杉を見に行こうとすれば、簡単に見に行くことはできず、トレッキングツーアーなどに参加して、山の中をかけ分けて長時間歩いていく事によってやっと屋久杉に出会えると思っている方も多いはず。屋久杉=縄文杉が有名ですが、縄文杉以外にも屋久杉はたくさんあります。
縄文杉は車などに乗って簡単に見に行くことが出来るという場所にはないので、どうしても体をけがしている人や高齢の人、歩いてトレッキングが出来ないといった人にとっては行くことが出来ない場所と言えます。
そんな人にトレッキングをしなくても屋久杉に出会える場所を提供してくれるのがヤクスギランドと言えます。
ヤクスギランドは屋久島に流れる安房川の支流、荒川の上流にある広大な施設で、安房から約16km、標高は約1000mのところに入口があり、この施設は、標高1000mに入り口があると聞くと、もう行くのをあきらめてしまいそうですが、入口まではなんと車で行くことが出来て、しかもそんな簡単に行くことが出来る施設でありながら、屋久島の何千もの歴史を語る屋久杉の原生林を比較的簡単に見ることが出来るおすすめスポットと言えます。
ヤクスギランドの林内はいくつものコースに分れていて、コースごとに所要時間も様々で、自身がどれくらいの滞在が可能なのかという事によってもコースを選んで時間を調整しながら、ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなどの大木をみることができるのでとても助かります。ヤクスギランド自体は、世界自然遺産地域には入ってはいません。
ヤクスギランド内でみることができる屋久杉は推定樹齢1800年の仏陀杉をはじめ三根杉、母子杉、天柱杉などの巨木な樹木をみることができます。
ヤクスギランドへ行こうとするならば、車か路線バスを使用していくことが出来るので、体力に自信がない人でも屋久杉を見に行くことは十分できます。宮之浦から路線バスを使用してヤクスギランド線で終点のヤクスギランドのバス停で下車すれば、もうそこにはヤクスギランドが待ち構えています。車でも県道77号の安房からヤクスギランド方向へ車を走らせれば行くことが出来ます。駐車場は40台の車を停めることが出来るスペースが用意されています。
また、ヤクスギランドは入林協力金として300円の費用を支払うだけで利用できるお得なスポットともいえます。
一点注意が必要なのは、ヤクスギランド行の路線バスは、12月1日から2月末日までは冬季のために運休していますので、ヤクスギランドへいって屋久杉を見たいのであれば冬季をはずしてヤクスギランドへ行く必要があります。屋久島は冬季には雪が降るほど気候が変わりますので、いずれにしても寒い季節は避けて温かい季節に訪れる方が危険も少ないといえてお勧めです。
体力に自信が無くてもどうしても屋久杉が見たいという人は、ヤクスギランド目当てに屋久島へ行ってみる事をお勧めします。