福岡の夜はやっぱり屋台！本場のラーメンを食べに福岡のラーメン屋台に行こう

福岡といえば、とんこつラーメンが有名です。夜の街に転々と並んでいる屋台は観光客にも大人気です。もちろん福岡の地元の人も仕事帰りによく立ち寄ります。気軽に入れてささっとうまいラーメンを食べることができるのが魅力です。さらに屋台は１人でも気軽に入れて、初対面のお客さん同士で和気あいあいとラーメンをすするスタイルなので、地元の人とふれあいたい場合はおすすめです。しかし、一方で何も知らずに屋台を訪れ、「期待していたのと違った」「うまく楽しめなかった」という観光客の声があるのも事実です。さらに屋台にはマナーやルールがあるので、まずは福岡の屋台に関してここで少し知ってから、福岡で愛されるラーメンのおいしさを現地で満喫してほしいと思います。ここでは福岡の屋台のおすすめポイントと注意点をご紹介します。

福岡に来たならぜひ屋台へ！屋台の魅力をご紹介

福岡のメインとなる屋台エリアは、天神・中洲・長浜などです。博多駅周辺には２店舗ほどしかありません。屋台初心者の方は観光のついでに天神から中洲にかけての屋台を利用するのがよいでしょう。もともと、福岡の屋台は、戦後の復興時の簡易食堂として発祥したといわれています。福岡のとんこつラーメンはもちろん、一口餃子や焼きラーメン、明太卵焼きなど福岡グルメも堪能できますので、大変おすすめです。また、福岡の人はとってもフレンドリーなので、初対面でもガンガン話しかけてきます。たまに、ラーメンをおごってくれたり、注文したメニューをお裾分けしてくれたりするので、そんな福岡の人々と触れ合ったり、話に花を咲かせてみてもよいかもしれません。きっと楽しい旅の思い出になるでしょう。

行く前にしっかりチェックしておきたい！屋台のルールと注意点

①    席はなるべく詰めてみんなで和気あいあいと！
屋台は１軒１軒が狭く、最大でも10数名しか入りませんので、席はなるべくつけましょう。隣の人と席が近いのも屋台の文化。嫌な顔はしてはいけません。また、お客さんが多いときは長居せず、食べたら次の人に席を譲りましょう。
②    行く前に天候をチェックしておきましょう
当然ですが屋台は屋外にあります。さらに建物としては移動式で簡易的なものになりますので、雨や風には大変弱いです。天候が悪いと営業しない店舗もありますので、雨や風、台風の時はおすすめしません。また、これも当然ですがトイレはありません。もし途中で行きたくなった場合は公衆トイレを利用することになりますが、食い逃げを警戒されますのでお勧めはできません。事前にトイレは済ませてから行きましょう。
③    居酒屋ではありません。あくまで屋台としての雰囲気を楽しみましょう
一番気を付けてほしいのが、居酒屋感覚で行くのはおすすめしないということです。あくまで屋台は簡易食堂。長々といる場所ではありませんし、エアコンがあるわけでもありません。さくっと食べて、さくっと帰るというスタイルなので、友達や家族とゆっくり夕食を楽しみたいという人には屋内のお食事処をおすすめします。確かに、屋台は料金も手ごろですが、福岡は全体的に料金が安いので、居酒屋で食べてもそれほど価格は変わりません。むしろ、屋台のほうが外の風にさらされ、みんなで詰めて座るので環境としては快適とは言えないかもしれません。しかし、屋台の良さである人との触れ合いや雰囲気は抜群で、そういった屋台の良さを楽しむために利用してほしいのです。

おすすめ屋台ベスト３
最後に、私が実際に行ってよかったというおすすめ屋台をご紹介します。
【武ちゃん】
一口餃子が絶品の武ちゃん。餃子は注文を受けてから包むというこだわりです。名店で腕を磨いた大将のこだわりの餃子をぜひご賞味ください。
【小金ちゃん】
福岡の屋台の名物、焼きラーメン発祥の屋台で、創業40年以上の老舗です。豚骨スープをたっぷり含んだ麺がなんとも言えません。
【おかもと】
有名人もよく訪れる屋台で、中洲には居酒屋もあります。コクがあるけどしつこくない、こだわりの長浜ラーメンがおすすめ。

いかがでしょうか。屋台の良さをしっかりわかったうえでぜひその雰囲気を楽しんでほしいと思います。観光の楽しみである地元の人との触れ合いも楽しめて、おなかも満たされて大満足間違いなしです。観光に来た際はぜひ夜の福岡屋台を堪能してみてください。