この記事を書いた人 トリッパー編集部
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高千穂町でスピリチュアルパワーを浴びまくろう!
記事作成日: 2015-09-07
宮崎にある日本有数のパワースポットがひしめき合う「高千穂町」。
ここでは高千穂町にパワースポットが多い理由をはじめ、天野安河原と高千穂峡という2つのおすすめスポットを紹介します。
■高千穂町のスピリチュアルパワーの秘密
高千穂町は、鉄道駅も開通しておらず、同地へ行くには車かバスでしかアクセスできないという「秘境」であると同時に、「古事記」や「日本書紀」などに残る「天孫降臨伝説」の地です。
天孫=ニニギノミコトが降臨したとされる二上山をはじめ、アマテラスオオミカミが隠れたとされる「天の岩戸」、
アマテラスを励ますために八百万の神が会議をした場所とされる「天安河原(あまのやすがわら)」など、日本神話でも重要な場所とされるパワースポットが盛りだくさん。
町の中心部はやや開発が進んでいるものの、少し離れればあっという間に神秘的な空気が垂れ込めています。さすがは天孫降臨の地、と言ったところでしょうか。
■高千穂町に行ったら天安河原へ行こう
弟・スサノオノミコトのあまりのやんちゃぶりにショックを受けたアマテラスは、のちに天の岩戸と呼ばれる洞窟の中に引きこもり、大きな岩で入口をふさいでしまいます。
太陽神が不在となった世界に残された八百万の神は困り果て、どうしたものかと会議をします。その場所が「天安河原(あまのやすがわら)」。
ここは洞穴のような場所にポツリと鳥居と石灯籠が建っているだけの場所なのですが、その空間だけ明らかに空気が違い、霊感などなくてもスピリチュアルパワーを感じるスポットです。
文章だけではこのパワースポットに漂う空気感は伝わらないのと思うので、ぜひ一度訪れてみてください。
■高千穂峡谷をボートで体感しよう
高千穂町の中心部に位置する高千穂峡は、柱状節理というまるで大きな刀で斬り落としたような断崖(高さ80m〜100m)が7kmも続く国指定の名勝・天然記念物です。
今でこそ高千穂峡の光景に科学的な説明ができるようになりましたが、そのような理論がなかった頃であれば、「神の業」と考えても全く不自然ではない、荘厳な空気が漂う光景が広がります。
また峡谷には「真名井の滝」と呼ばれる「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑が流れ落ちていますが、この滝もまた天孫降臨の際に水のなかった高千穂にアメノムラクモノミコトという神によってもたらされたものとされています。
このスピリチュアルなムード溢れる高千穂峡の峡谷は、貸しボートで遊覧できるようになっています。
営業時間は8時30分から17時で、1隻30分2000円(延長料金10分/300円)。電話やメールなどでの予約はできず、直接行かなければ乗ることができませんが、
真名井の滝のすぐそばまで行くことができるので、パワースポットに興味のある人には絶対におすすめしたいレジャーです。
高千穂は朝日新聞出版の「AMAZING SPOT 日本の絶景&秘境100」にも掲載された秘境中の秘境。そのため手つかずの自然も多く、いまなお神秘的な雰囲気が色濃く残っています。ぜひとも一度訪れてみてください。