都心で北の大地を堪能! 北海道大学キャンパスゆったり散歩のススメ

都心で北の大地を堪能! 北海道大学キャンパスゆったり散歩のススメ

記事作成日: 2015-09-08

北海道大学

JR札幌駅北口から徒歩7分にある北海道大学。広大なキャンパスは都心のど真ん中にありながら、北海道らしさを堪能することができる、隠れた観光地でもあるのです。ツアーなど北海道旅行の方も、札幌を拠点に動くことも多いはず。まずは北海道を身近に感らじれるキャンパスをゆったりと、そしてドップリと堪能されてはいかが?

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東京ドーム38個分の広大なキャンパス

1876年に日本初の近代的大学として設立され、W.Sクラーク博士が初代教頭となり「札幌農学校」として開校された北海道大学(以下、北大)。都心にありながら東京ドーム38個分という広大な敷地を持ち、学生、大学院生合わせて約1万8000人が学んでいます(北海道大学HP引用)。

直線距離でも地下鉄で3駅分というキャンパスのスケール感は旅行者の方は驚かれるに違いありません。一般市民にも開放されているので、さながら市民公園の様相があり、人の流れは多いですが、広さと緑に包まれているため喧騒とは無縁です。

札幌駅周辺からは交通費ゼロという、超格安で散歩好きには贅沢なスポットです。

まずは「エルムの森」で情報をゲット!

今回おすすめするのは「札幌駅から徒歩散歩!北海道大学ドップリ堪能コース」です。同駅北口から北へ歩くと北8条に正門があります。正門横にインフォメーションセンター「エルムの森」(北区北8条西5丁目、開館時間8:30~17:00)があり、ショッピングができ、カフェもあります。受付に聞けばガイド用のパンフレット「北大ぐるぶらマップ」を配布してくれます。

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このガイドが超便利!迷わず歩くには、このガイドをぜひ使って下さい!歩く前に「エルムの森」カフェで「有機農法 果汁100%アップルジュース」(260円)を頂きます。濃縮還元と違い、さわやかな酸味と果実感がたまりません!

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市民や北大生の憩いの場「中央ローン」

学内に進むと間もなく広い緑地「中央ローン」があり、構内でも有名な観光スポットで気軽に森林浴を楽しめます。
春には桜が咲き、犬の散歩をしている市民や北大生や観光客がベンチに座ってまったりとしています。すぐそばにはクラーク博士像があり、足を止める観光客が多いです。

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有名スポット「ポプラ並木」で爽やかさと哀愁を感じる

緑の中に校舎が立ち並ぶメイン通りから左に折れてポプラ並木へ。
平成16年の台風により倒木など大きな被害を受けましたが、全国からの寄付による再生事業と若木の植樹により、現在は80mほどまでは散策可能になりました。夏は新緑の爽やかさ、秋、冬は落ち葉や枯木の哀愁を感じることができる有名スポットです。

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ポプラ並木の“弟”「平成ポプラ並木」にも注目

また2000年に北大西側入り口の車道、遊歩道にポプラ並木の後継ぎとして、創基125年記念事業として、並木の枝を挿し木して育成した70本の若木が植樹され、現在はかなり大きく育ち、「平成ポプラ並木」(北区北16条西13丁目付近)として新しい見どころになっています。

正門からは裏側にあり、原生林やグラウンドを抜けた場所にあるので、旅行の方はあまり訪れませんが、並木の隣は農場で、昼間は乳牛が放牧されるのどかな景観も楽しめるので、余裕があれば見学してもよい隠れたポイントです。

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食事は格安で札幌名物「スープカレー」を!

メイン通りに戻り北海道大学総合博物館とオリジナルグッズを扱う「ミュージアムショップ」もおススメなのですが、2016年7月ごろまで改修工事のため休館していることがチョッピリ残念。
お腹がすいた方は、博物館の隣に「中央食堂」やレストラン「エルム」もあり、一般の方も食事可能です。北大内には食堂、レストランが6カ所あり、適所で食事ができます。おすすめは中央食堂2階です。

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ここのスープカレー(中ライスで464円)はかなり本格的で、普通のスープカレー店の半額で札幌の名物を味わえちゃいます!週替わりでメインのトッピングが変わるらしく、私が食べた時は餃子が入っていました!向かいの購買では北大グッズも販売されています。

大野池でカモの夫婦?に癒される

単に休憩したい方は憩いの場である大野池のベンチでひと休み。春にはエンレイソウ、夏は蓮の花、秋は紅葉を楽しめます。

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私が訪れた時は運良く野生のカモのつがいが水浴びをしていて、可愛らしくて癒されちゃいました。

秋のメインスポット「イチョウ並木」

休憩後は、北13条門に連なるイチョウ並木(北区北13条西5丁~7丁目)へ。約380mにわたり70本のイチョウが植えられ、秋には鮮やかな黄金色に染まる光景は壮観です。

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普段は車の往来が多く、足を止める人は少ないですが、紅葉の時期は北大のもっとも綺麗な見どころであり、見ごろになると車両は通行止めとなり、ライトアップも行われます。その時期は見学者や撮影する人々で賑わいます。でも、緑に覆われている季節でも綺麗で凛とした雰囲気があって中々なものですよ!

北海道畜産発祥の地「モデルバーン」

イチョウ並木からさらに北へ歩き、前述した平成ポプラ並木に寄り道しても、そのまま18条門を抜けて、最後の見どころ、国の重要文化財「札幌農学校第二農場(通称・モデルバーン)」(北区北19条西8丁目 開館時間4月29日から11月3日までの10:00~16:00、無料)に進んでもよし。そこは疲れ具合で判断してください。

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モデルバーンは北海道畜産発祥の地とも言われる建物群で、クラーク博士が模範的な農場施設として残したものです。北海道の牧歌的な風景はここから形作られたと考えながら見学すると、道産子の私としては感慨深い気持ちになりました。

ここまで歩いて、景観をゆっくり鑑賞したり休憩や食事を入れたりすると2、3時間といったところですね。本当に広いので、このコースは効率良く北大全体を堪能する一例です。やっぱり北大のキャンパスにあこがれる人が多いのも納得ですし、私ももう一回学生になりたいな~、なんて思っちゃいます!

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とにかくインフォメーションが充実しているので、迷うことはないですし、思い思いの散策を楽しんでみては如何でしょうか?ただし、あくまでキャンパスなので節度ある行動を心がけて楽しんでくださいね。

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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