この記事を書いた人 トリッパー編集部
記事更新日:
街なかに現れる白い要塞、沖縄県立博物館・美術館に行ってきました!
記事更新日: 2016-04-25
せっかくの沖縄旅行なのに、台風が来ちゃったり雨だったりってことありますよね多いですよね。そんなときは、博物館や美術館の落ち着いた空間で過ごしてみてはどうでしょうか。那覇新都心にある要塞のような博物館と美術館を紹介します。
新都心の街の白い要塞
モノレールおもろまち駅から徒歩10分、ちょうど街の真ん中にの橋を歩いて行くと見えてくる大きな白い建物が沖縄県立博物館・美術館です。個性的な建物で、何も知らずに歩いているとびっくりしてしまう人も多いそう。建物の目の前には大きな公園があって、人になれた猫がうろうろしています。入口の前には現代アートのモニュメントが!
近代的でモダンな建物ですが、沖縄独特の「はな煉瓦」が使われていて、日の光がとてもきれいに入ります。
中庭には沖縄の伝統的な赤瓦の建物と石垣が!
さて中に入ってみましょう!
館内には白い大きな木のような柱が何本も立っています!白い森の中にいるよう。太陽の光が天井から入ってくるので、過ごしやすい空間になっています。柱の根本にはソファが設置されていて、くつろぐことも。それではさっそく博物館の展示を見に行きます!
沖縄の歴史と自然をたどる
博物館の常設展では沖縄の歴史と海や自然について展示されています。実は沖縄では旧石器時代の化石が見つかっていて、発掘調査も盛んに行われています。
常設展入り口は海に入っていくよう!スケルトンの床からは海の底の様子を垣間見ることができます。
沖縄の博物館ということもあって、海の展示が広く取られています。そして沖縄県で発掘された旧石器時代の化石、港川人も!旧石器時代から現代まで、モダンな展示が面白い。
光差し込むミュージアムカフェ
館内2階には博物館の特別展とミュージアムカフェがありました。
「はな煉瓦」から光が差し込む中、お茶をして休憩することができます。
沖縄では「タームン」と呼ばれる店員さんイチオシの田いも(里芋)のチーズケーキとシークワーサージュースをいただきます!田いもは子孫繁栄をもたらす縁起物として、沖縄の正月やお盆には欠かせない食材。沖縄の小学生はいも掘りのときに、田いもを掘りに行ったりするくらいメジャーな食べ物。濃厚なチーズと田いもの粘りが絶妙でおいしい♪カフェ内では常設展・企画展の図録を見ることができます。展示はどれも沖縄らしいもので、写真を眺めるだけでも面白い!
個性豊かなおみやげが揃うミュージアムショップ
帰る前にここだけのおみやげを買っていきましょう!店内には博物館や美術館の図録や、沖縄らしいおみやげがそろっています。
店員さんのオススメは港川人ストラップ。これは日本唯一ここだけにしかありません。私たちのルーツともいえる港川人はおみやげにあげたらびっくりですね・・・!
沖縄観光の寄り道に
居心地がよく何時間でも過ごしたいような場所で、博物館好きではない方にもおすすめしたいスポットでした。涼しくてゆっくりできるので新都心観光の休憩にもいいかもしれません。ぜひ沖縄に行く際は寄ってみてください!