大倉山ジャンプ競技場の非日常な光景がスゴイ!

大倉山ジャンプ競技場の非日常な光景がスゴイ!

記事作成日: 2015-10-05

大倉山ジャンプ競技場

ジャンプ競技の聖地である大蔵山ジャンプ競技場は、ジャンプ競技を行う以外は札幌屈指の景観を楽しめる展望台、そしてスポーツレジャー施設として北海道民には有名な場所。ジャンプ台の頂上から眺める景色は、ほかでは見られない非日常の風景です。そのほかにも「札幌ウィンタースポーツミュージアム」も楽しい施設です。そんな大倉山を楽しんでみました!

ジャンプ選手と同じ目線が圧巻の光景

大倉山ジャンプ競技場

上の写真、見て頂けましたか?ちょっとすごいと思いませんか?これ、ジャンプ台の展望台からの光景です。そしてジャンプ選手にとってはアプローチのスタートラインでもあります。まさに選手目線の光景でもあるのです。急斜面のアプローチは目が眩むほどの急角度です。こんなところから飛んじゃう選手たちは本当に一瞬、鳥になった気持ちになるかも、と思っちゃいました!

札幌五輪の舞台はスケール感に圧倒されちゃう!

大倉山ジャンプ競技場は地下鉄東西線で円山公園駅下車。JRバス荒井山線に乗り10分ほどで「大倉山ジャンプ競技場入口」下車し、坂道を歩いて10分ほどで小高い山に隠れていたジャンプ台などの施設が姿を現します。

大倉山ジャンプ競技場

このジャンプ台は1972年の札幌冬季五輪の舞台となりました。ラージヒル(90m級)競技を行う国内最大級の大きさを誇るだけに、そのスケール感に驚かれると思います。このジャンプ台でソチ五輪メダリストのレジェンド葛西選手も練習していますよ!ジャンプ台の展望台だけではなく、ミュージアムやショッピング、レストラン施設もある総合スポーツパークになっています。入場料はリフト往復券500円、「ウィンタースポーツミュージアム」は入館料600円ですが、セットで1000円の割安券で入りました!

ミュージアムの体験フロアがメッチャ楽しい!

リフトに乗って展望台に登る前に、札幌ウィンタースポーツミュージアムにまずは入館しました。

大倉山ジャンプ競技場

1階が体験フロア、2階が札幌のウィンタースポーツの歴史や選手の使用したユニフォームなどを見学できる展示フロアになっています。体験フロアが意外にも楽しかったんです!メーンとなるのが、スキージャンプ大倉山です!

大倉山ジャンプ競技場

大画面モニターの前のスキーに足を乗せると画面がスクロールして滑り降りていく感覚が味わえ、踏切に合わせてジャンプ!飛んでいるときはスキーが自然とV字に開きます。スピード感が半端じゃないです!着地もしっかりと姿勢を整えないといけません。私は何と143mを飛んで、この日挑戦者で4位に入りましたよ!

調子に乗って挑戦したのは「テイクオフ・タイミング」。ジャンプで最も難しい踏切のバーチャル体験です。

大倉山ジャンプ競技場

モニターに映るアプローチ映像を見て踏切のタイミングに合わせて軽くジャンプします。

自分ではうまく踏み切ったつもりだったのですが、まったくセンスがなかったようです。最低の「ランクD」でした…。

スケートやボブスレーなどバーチャル体験もりだくさん

お次は「スピードスケート・トレーニング」にもチャレンジ!

大倉山ジャンプ競技場

トレーニング用のスライドボードで30秒間でのスケーティング回数を競います。腰を曲げてのスケーティングは30秒でもかなりキツイです。スケート選手の足腰の強さを実感しますね。さて、私の結果はというと…

大倉山ジャンプ競技場

34回は平均的で可もなく不可もなくだそうです…。先に挑戦していた男性は47回ですから、体力のなさを痛感しちゃいました。

ほかにもボブスレーのレースやアイスホッケーのゴールキーパー、クロスカントリースキーのレース体験など、バーチャルな経験ができるアイテムが盛りだくさんです。

大倉山ジャンプ競技場

友達など、みんなで楽しむには最適の体験型ミュージアムです!

リフトで選手の視点でジャンプ台を間近に感じる

いよいよリフトでジャンプ台の頂上に登ります。2人乗りですがもちろん選手も競技や練習に使っています。

大倉山ジャンプ競技場

ジャンプ台を真横にリフトを登っているとジャンプ台がいかに急こう配なのかが分かります。高い場所が苦手な人は少し尻込みするかもしれません。でも、頂上まで登ると絶景が待っているので我慢しましょう!

約5分で頂上に着いたら、まずは展望ラウンジへ。

大倉山ジャンプ競技場

頂上地点で、標高300mだそうです。真正面には大通公園が伸び、広い石狩平野を見渡すことができます。ここには売店があり、大倉山特製の「日本最高級のソフトクリーム」が名物です。

大倉山ジャンプ競技場

山頂限定の夕張メロンエキスの入ったものをいただきました。ほのかなメロンの匂いと果実味とミルキーさが絶妙に溶け合っています!

大倉山ジャンプ競技場

やっぱり、絶景だと思います。ジャンプ台の上からこのような光景を見られる場所は、全国を見渡しても、この大倉山ぐらいではないでしょうか?

ライトアップされたジャンプ台も綺麗

展望台から夜景も写せると良かったのですが、リフトの営業時間が午後6時までなので、ぎりぎりまで粘りましたが、暗くはならず、残念ながらあきらめることに。ですがリフトで下ったころには、ジャンプ台がライトアップされました。

大倉山ジャンプ競技場

これが、意外なほど綺麗で非日常の光景に見とれてしまいました。このライトアップは女子でもカップルでも見て損はないと思います。

実は夜景も楽しめちゃいます!

頂上での夜景は残念ながら見られませんでしたが、狭い方向ですが駐車場方面からは見栄えのする夜景が眺められます!

大倉山ジャンプ競技場

午後6時を過ぎると展望台、ミュージアム、売店は閉めていますが、クリスタルハウス2階のレストラン「ラムダイニング大倉山」は夜9時まで営業し、ここから夜景も眺められます。

大倉山ジャンプ競技場

今回は予算的にあきらめましたが、いつか彼氏や友達と来たいと思います!

本当に圧巻の景色も楽しめ、ウインターミュージアムの数々のバーチャル体験アメニティーも予想外の面白さ!これで、ジャンプ台頂上から夜景が見られればなお良かったですが、ジャンプ台自体のライトアップが非常に綺麗なので十分満足できます。デートならレストランもありますし、カップルでも友達同士でも様々な楽しみ方ができますよ。

 

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

他の記事を見る

トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

follow!