これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

記事作成日: 2015-10-08

これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

沖縄の伝統的風景といえば、赤い屋根とちょこんと鎮座するシーサー。石垣島から高速船で約10分のところに位置する「竹富島」には、誰もが想像する沖縄の風景があります。そこで今回は、古来より守り継がれてきた伝統と、それを支える島民の笑顔が輝く沖縄の離島・竹富島にスポットを当て、見どころをご紹介します。

沖縄の原風景に出会える島 竹富島の魅力

これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

沖縄・八重山諸島に属する「竹富島」は、島の周囲がわずか9.2kmという小さな島です。約300人の島民がのどかに暮らしています。竹富島の特徴といえば、今も残されている沖縄の伝統的家屋。琉球石灰岩でできた石垣とフクギの防風林、赤瓦の屋根を持つ家屋は重要伝統的建造物群保存地区で大切に保護され、今も現役の住居として使用されています。テレビCMに起用されたことで一躍有名になった「竹富郵便局」も赤瓦の屋根で造られており、そのかわいらしい小さな外観は、観光スポットとして人気を集めています。

三線の音色が心地良い水牛車で路地を散策

小さな島の散策は、徒歩でも楽しむことができますが、おすすめはなんといっても「水牛車」。赤瓦屋根が続く街並みを、のんびりと水牛車で進むコースです。歩くよりも遅い(?)といわれる水牛車ですが、そこはご愛嬌。心地良い揺れに身をゆだね、島の時間に溶け込んでみましょう!ガイドによる島の説明と、三線(さんしん)の実演付きコースは約40分。竹富島の魅力をコンパクトに体感することができますよ。

竹富島の観光スポット

これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

島内には透き通ったエメラルドグリーンの海が広がる「コンドイビーチ」や、平家の落ち武者が城を築いた跡と言われている「なごみの塔」など見どころが点在しています。徒歩圏内で移動することができるのも、小さな島ならではの醍醐味ですね。また、島内にはレストランやカフェ、バーなどもあり、滞在中の不便さはありません。波の音とエネルギッシュな日差しに包まれて、ゆったりとした時間を楽しんでみてはいかが?

竹富島へのアクセス

空港がない竹富島へのアクセスは、石垣島からの高速フェリーを利用します。約10~15分のクルージングなので、石垣島から日帰りで訪れることもできますよ。島内の移動は、観光向けの水牛車のほか、レンタサイクルがおすすめ。潮風を感じながらペダルを漕ぐ爽快感は、気ままな旅にぴったり。途中、ビーチで泳いだり、砂浜を歩いたり、思いおもいのスタイルでサイクリングを楽しんでみてはいかが? 竹富島での宿泊は民宿やゲストハウスとなります。ハイシーズンは予約が難しくなるので早めに計画を立てましょう。

これぞ沖縄!古来の景観と純朴な島民の笑顔に出合える旅「竹富島」

ねこりょうこ

この記事を書いた人 根子 陵子

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ライター&エディター。情報誌編集者を経てフリーランスに。旅、ライフスタイルなどさまざまなテーマを執筆するとともに、フードスタイリストとしてレシピの提案も。旅先でのモットーは「地のものを食す」。おいしい食べ物を求め、国内外を取材&旅行中。

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