瀬戸内海を眺めながら、素敵な時間をうたづ臨海公園で

日本のエーゲ海ともいわれる瀬戸内海には、たくさんの観光スポットがあります。今日は、香川県宇多津町の「うたづ臨海公園」に遊びに行きました。この公園には「うたづ海ほたる」や、「恋人の聖地」に選ばれたスポットもあるんです。

JR予讃線の宇多津駅から海の方に向かって15分ほど歩くと、周辺にはたくさんのお洒落な建物が見えてきます。1番の目印は、金色に輝いて思いっきり目立つ高さ158メートルの「ゴールド・タワー」です。1階～3階まではアミューズメントスポット、地上127メートルにある展望台からは瀬戸大橋の雄姿や瀬戸内海のパノラマを眼下に一望できるそうです。

さっそく臨海公園内の散策です

広い公園の中で、さっそく目についたのが茅葺き屋根の建物です。「なんだろう？」と興味津々で近づいてみると、塩をつくる釜屋でした。その隣の海辺には復元された入浜式塩田があります。江戸時代初期に開発され、半世紀ほど前まで存在した入浜式塩田が復元されているのです。1500円（5人までのグループ、一人増えるごとにプラス200円）の料金で、この塩田と釜屋での塩づくり体験ができるそうです（ただし10日前までの予約が必要です）。

塩田を過ぎ、海辺へと眼を向けると見えてきたのが、大きな黒いモニュメント。そう、ここが「恋人の聖地」です。NPO法人地域活性化支援センターが選定している「恋人の聖地」は、全国に100ヶ所あまりありますが、宇多津の「恋人の聖地」は夕陽の美しさが自慢だそうです。夜になると、眼前にはライトアップされた瀬戸大橋を眺めることができます。

たくさんのカップルがここを訪れ、愛を誓った証拠がありました。それは、たくさんの鍵……もちろん、永遠にはずれることのない鍵です。「どうか、みなさん、お幸せに！」と、思わずつぶやいてしまいました。

カフェでのんびりと一休み

鍵がかかったアーチは、カフェの入口になっているのです。今日は家族づれで賑わっていました。営業時間は10：00～17：00で、毎週月曜日が定休日になっています。

こんなテラス席に二人で腰かけて、瀬戸内の海、そして瀬戸大橋の雄大な姿を眺めながら、いろいろな話で盛り上がったら、さぞかし楽しいことでしょうね。今度は、彼女と来たいなって思いながら、海辺をさらに歩いてみます。

この宇多津臨海公園はどの場所からも瀬戸大橋が見えます。この巨大な橋を眺めていると、日本の技術って、本当にすごいなぁと、あらためて感心してしまいます。

「恋人の聖地」周辺で見つけたのは？？？

この公園まで歩いて来る途中で目についたお洒落な建物、それはなんと結婚式場。「恋人の聖地」の周辺に3軒もあるそうです。海を見ながらプロポーズして、思い出の地で結婚式って格好いいですよね、憧れちゃいます。

そして、忘れてはいけないのがカフェに隣接して建つ「うたづ海ほたる」です。ここでは、映像や展示を使って、宇多津の塩づくりや宇多津町の歴史が紹介されています。また、FMサテライトスタジオもありました。ここから地域密着型の放送を流しているそうです。宇多津臨海公園の中を、塩田、「恋人の聖地」、「うたづ海ほたる」と、のんびり散策してみました。「恋人の聖地」と聞くと、カップルじゃないと楽しめないのかと思いましたが、行ってビックリです。昼間はたくさんの家族連れで賑わってました。子供たちが遊ぶ遊具もあり、昼間は家族づれで、夕方からは、恋人と手をつないでって感じの場所でした。

◆うたづ臨海公園

所在地：香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4

電話：0877-49-0860

営業時間：（うたづ海ホタル）午前9時～午後9時、（カフェレストラン）10:00～17:00

定休日：（うたづ海ホタル）毎週月曜日（その日が祝日の場合は翌日）年末年始、（カフェレストラン）毎週月曜日（その日が祝日の場合は翌日）年始

URL：http://www.uplaza-utazu.jp/umihotaru/