この記事を書いた人 トリッパー編集部
記事更新日:
日本最北端の地「宗谷岬」で最果てロマンを体感!
記事更新日: 2024-09-25
南北に長い日本列島には、東西南北の「端(はし)」があります。愛好家も多く、「最果てロマン」として近年、人気を呼んでいます。今回ご紹介するのは、日本最北の海に臨む一大観光スポット「宗谷岬(そうやみさき)」。稚内市の見どころとともに、最果てロマンを満喫しちゃいましょう!
日端っこ「宗谷岬」に行こう!
北緯45度31分14秒、日本最北端に位置する北海道稚内(わっかない)にある「宗谷岬」。日本最北端の地の碑は、北極星の一稜をモチーフに、三角錐をデザインしたもの。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。高台には紅白の鮮やかなツートンカラーの「宗谷灯台」を見ることができます。灯される光は約32km先まで達し、宗谷海峡を航行する船舶の重要な目標物になっています。
最果てロマンを楽しむ「端っこフリーク」が急上昇!?
宗谷岬をはじめ、到達可能な日本の端を愛する人たちを、「端っこ愛好家」や、「端っこフリーク」と呼ぶことをご存知ですか?厳密な日本の端のなかには上陸できない離島もあるため、ここでは自由に到達可能な「日本の端」をご紹介します。
最北端 宗谷岬(北海道稚内市)
最南端 波照間島・高那岬(はてるまじま・たかなざき)(沖縄県竹富町)
最東端 納沙布岬(のさっぷみさき)(北海道根室市)
最西端 与那国島・西崎(よなぐにじま・いりざき)(沖縄県与那国町)
これら、「端っこ」には、訪れた際の達成感と、日本の端にいるという深い感動があるといいます。それぞれの端には記念品や到達証明書などが発行されているので、4つの端っこを制覇してみるのも楽しそうですね。
最果ての地「宗谷岬」がある町「稚内」とは?
宗谷岬がある日本最北端の街「稚内」。東はオホーツク海、西は日本海に面し、北には宗谷海峡をはさんで43km先にサハリンの島影を望む国境の町です。稚内随一の観光スポットといえば、宗谷岬に建つ日本最北端の地碑があまりにも有名ですが、稚内周辺には魅力的なスポットが数多く点在しています。おすすめのエリアをピックアップしてみましょう。
宗谷丘陵 1万ヘクタールという、広いなだらかな丘が続く「宗谷丘陵」。サハリンの島影を望むことができる絶景ポイントとして人気です。国内最大級の風車群が建つ、宗谷岬ウインドファームが見もの。北オホーツク道立自然公園北海道の北部オホーツク海に面した国道238号線の沿線地域は、北オホーツク道立自然公園に指定されています。白鳥の飛来地として知られる「クッチャロ湖」、「ベニヤ原生花園」、美しい海岸線など見ごたえのある雄大な自然美を楽しむことができます。
サロベツ原野
2万3千ヘクタールという広大な湿原「サロベツ原野」。初夏には50種以上もの花々が咲き乱れます。鳥類や小動物の繁殖地としても知られ、渡り鳥が羽を休める「ペンケ沼・パンケ沼」、原野を一望できる「名山台」、100種以上の花が咲く「サロベツ原生花園」、「兜沼公園」などがあります。>日本海に沈む夕日の美しさや、四季折々の表情を見せる広い大地。日本最北端の地には、心洗われる絶景が待っています。最果てロマンとともに、ドラマチックな旅を楽しんでみませんか?