この記事を書いた人 トリッパー編集部
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こだわりの地元食材でイタリアの味を堪能できると岩見沢のcafe Amica(あみか)
記事作成日: 2015-07-24
お店のこだわりは、料理の美味しさはもちろんのことですが、信頼した農家から安心で安全な、そして質の良い食材を仕入れることです。そのために地元の農家から直接購入していますし、自家栽培の材料まで手掛けています。農業が盛んな岩見沢市のお洒落なカフェ「Amica(あみか)」のご紹介です。
美味しい食事が評判になりレストランを越えてしまったかも
お店はJR岩見沢駅から国道12号に向かうと、レンガ色の壁が目立つ近代的な建物が見えてきます。店名の「Amica」はイタリア語で「友達」のことですが、フランドリーな店をコンセプトにしたのでしょう。
店内は木目調の家具とシャープな内装が、近代的な建物とすごく合っています。都会のビル街にある隠れ家的なカフェの様相、なんともコーヒーが美味しそうと思える空間です。
でも、ここは農業が盛んな岩見沢のcafe。しかも料理の食材にこだわりメチャクチャ美味しい。
このアンバランスな魅力が地元の人たちからは「食堂」と呼ばれるほど、完成度の高いフードが高評価に繋がっているのかもしれません。
昼と夜は様相が変わる素敵なカフェ
営業はランチとディナーで分かれていて、11時30分から14時30分までがランチ。休憩時間を挟んで17時30分から22時までがディナー。ランチは食事がメインですが、ディナーはアルコール、特に良質のワインがメインとなります。
ランチでは健康重視の『五穀米メニュー三種』が人気で、パスタはかなり豊富なメニューのほかに日替わり『パスタ』まで用意されていて、さすがイタリア語の店名をつけるだけあって満足できる味とボリュームを楽しむことができます。
ディナーの『おつまみ』はホテルのレストラン並みの品ぞろえで、それぞれ地元産にこだわった良質なものを選び、旬の食材も用意されています。地元のワイナリーからのワインと道産のワイン、それにソムリエが選んだその年の美味しいワインが提供されます。昼の顔と夜の顔が一変する珍しいカフェなのかもしれません。
お店で一番人気なものはコレ
北海道空知地区は水田農家と麦農家それに野菜農家が、それぞれに大規模農業を営んでいます。そんな生産王国とも言える地域で、顔の見える生産者から信頼できる食材を仕入れることは、思っているよりも大変なこと。
大規模農家の出荷数を考えると、ボランティア感覚がないと良質な食材を確保することは難しいわけです。熱意だけじゃなく、野菜についてしっかりした考えを持っていることが、生産者からの信頼を受け、女性に人気の品ぞろえが用意できるわけです。
Amica(あみか)は北海道農政部から道産食材を使用している「北のめぐみ愛食レストラン」に認定されているカフェです。なにかと仕入れ価格が気になる経済情勢のなかで、真面目に取り組む姿勢がカフェを利用する人達に信頼され、人気のcafeとなっているのかもしれません。