景色もグルメも買い物も!函館・金森赤レンガ倉庫とベイエリアを堪能!

景色もグルメも買い物も!函館・金森赤レンガ倉庫とベイエリアを堪能!

記事更新日: 2015-12-16

タイトル:景色もグルメも買い物も!函館・金森赤レンガ倉庫とベイエリアを堪能!

函館駅からほど近い、古い倉庫群の「金森赤レンガ倉庫」は函館でも屈指の観光スポットです。市民には「金森倉庫」と呼ばれ、親しまれています。リノベーションされた倉庫群は異国情緒にあふれ、グルメ、買い物も楽しめます。今回は金森倉庫を中心に、函館ベイエリアを楽しんできました。

海産物倉庫から人気の観光スポットへ

金森赤レンガ倉庫は明治20年、初代・渡邉熊四郎が倉庫業を始めるために建築。しかし、明治40年の大火で焼失。同42年に再建され、築100年を超えています。現在でも数棟が現役の倉庫として使われています。

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かつては海産物などの倉庫として活躍してきましたが、昭和後期に入ると、北洋漁業の縮小などにより倉庫として価値を失いつつありました。一方で、歴史的建造物として注目され、CMや映画の撮影に使用されるようになり、昭和63年4月に観光施設として生まれ変わりました。

夜のライトアップにウットリ

倉庫の内部はインテリアやアクセサリーショップ、グルメなど50店近いショップが入っています。各倉庫は「金森洋物館」「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「BAY函館(1号館・2号館)」に分かれています。

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写真はヒストリープラザ内の「函館浪漫館」ですが、ここはレンガ倉庫の内装を当時の趣のまま使用しているガラスミュージアムショップです。生活用品からランプ、調度品などの工芸品まで、さまざまな食器や雑貨を販売しています。ここ以外の倉庫も、とにかくショップが充実しているので、どこで買い物するか、迷っちゃいますよ。買い物をしなくても、周りを歩くだけで気持ちが高まります!ベイサイドを歩くなら、昼間も良いですが、やはり夜がオススメです。ライトアップされた倉庫が夜景として浮かび上がり、海に反射して輝く光景は幻想的でムード満点!

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異国情緒がより漂い、現実を忘れてしまうほど。写真は「BAY函館」の前にかかる石畳の七財橋から見る金森倉庫、そして背後に浮かぶ函館山です。このビュースポットは、映画でもよく使われています。

春から秋ならクルージングもオススメ

「BAY函館」の2棟の倉庫の間には短い運河が走り、ここも装飾され非常に美しくライトアップされています。ライトが海面に映り絶妙のコントラストです。

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これも七財橋から写した光景です。ため息が出ますよね。運河に止まっているクルーザーですが、これに乗って函館港内をクルージングできるんです。この「金森ベイクルーズ」、約15分と短い時間ですが大人1500円で、「函館どっく」などをぐるりと1周してくれるんです。運航は4月から11月末まで、冬の間はお休みです。また、金森倉庫に面する港はクルーザーやヨットが停泊するマリーナになっていますが、ここからも遊覧船クルーズが運航されています。

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観光遊覧船「ブルームーン号」です。夜はライトで装飾されているので、昼間とはちがう美しい姿を見せてくれます。函館湾を1周する30分の「ベイクルーズ」(大人1800円)、と函館山の裏側まで回る60分の「ナイトクルーズ」(同2800円)が運航されています。しかし、運航は11月3日で終了。カップルの皆さん、クルーズはできれば春から夏の間にお楽しみください。

冬の函館では「クリスマスファンタジー」が見逃せない!

11月末からクリスマスにかけて、金森倉庫やベイエリアに来られる方は、函館の一大クリスマスイベント「はこだてクリスマスファンタジー」に注目です!赤レンガ倉庫前の海上に函館の姉妹都市、カナダ・ハリファックス市から寄贈された18メートルの巨大なモミの木が飾られ、11月28日から毎日午後6時に点灯、花火も打ち上げられるんです。

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倉庫群からちょっと歩いた旧桟橋から撮影した倉庫と港です。カップルにはこの場所もとってもよい雰囲気!金森倉庫は、場所を変えるとさまざまな表情を見せてくれるので、カメラ女子にとっても絶好の撮影スポットなのです!クリスマスファンタジーでは写真の左端に巨大なツリーが飾られ、函館の冬の夜を彩ります。また、冬の函館では、倉庫界隈の通りや坂道、公園がイルミネーションで装飾されます。

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金森倉庫からは歩いてすぐの、超有名な八幡坂です。坂の両側がライトアップで幻想的な景色になります。

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さらに港沿いを歩くと、これも有名な基坂があります。冬季以外も、坂上にある元町公園内の旧函館公会堂がライトアップされ、とてもきれいです。それに加えて期間中は元町公園がカラフルなイルミネーションに彩られるのです。元町地区のイルミネーションは通常翌年3月ごろまで点灯されています。カップルや観光客の皆さんはぜひとも歩いてみて!

「ラッキーピエロ」で函館のご当地バーガーを!

最後にグルメを紹介します。倉庫内にもスイーツや函館グルメを地ビールとともに楽しめる「函館ビアホール」などがあるのですが、今回は、函館の超定番「ラッキーピエロ」をオススメします。金森倉庫正面に「マリーナ末広店」があります。

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ラッキーピエロは市民に「ラッピ」として愛される、ご当地ハンバーガーショップです。「NIKKEIプラス1」のご当地バーガーランキングで全国1位を獲得したこともあります。人気になっても道南地区以外には進出せず、「ご当地」にこだわる姿勢が私も大好きです。今回頼んだのは、「イカカツ」と生ビールセット(600円+税)です。普通のメンチカツより一回り大きく、函館のソウルフードである「イカ」が細かく刻まれてギッシリ詰まっています。

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ソースなしでもピリッとした黒コショウが隠し味になり、イカのコリッとした食感が函館を感じる逸品です。本来なら、超定番の「チャイニーズチキンバーガー」を紹介するところですが、今回はお腹いっぱいで無理でした。「ラッピ」はハンバーガー以外にもカレー、焼きそば、ピザ、お酒のおつまみなど、何でもありのメニューとなっていて、しかも、そのすべてが美味しい!ぜひいろんなメニューをお試しくださいね!

今回はハードな日程だったため、たくさんのショップをルポできなかったことが心残りです。次回は、ショップやスイーツ、クルーズに絞って楽しみたいと思います。金森赤レンガ倉庫は海辺の景色や夜のライトアップでも十分にムードを楽しめるスポットです。冬のイベントも含めて、赤レンガ倉庫を中心に、まもなく新幹線も開通する函館への旅行を楽しんでくださいね!

【金森赤レンガ倉庫】

住所:北海道函館市末広町・豊川町周辺

アクセス:函館空港から車で25分

JR函館駅から徒歩15分、市電「谷地頭」または「どっく前」行きに乗車し

「十字街電停」下車、所要5分

URL:http://www.hakodate-kanemori.com/

【2015はこだてクリスマスファンタジー情報】

期間:11月28日(土)~12月25日(金)

時間:ツリー点灯時間:16時30分~17時45分、18時~24時

※初日は18時~、金・土曜、12月22日~25日は深夜26時まで点灯

問い合わせ:0138-27-3535/はこだてクリスマスファンタジー実行委員会

URL:http://www.hakodatexmas.com/

【ラッキーピエロ・マリーナ末広店】

住所:函館市末広町14-17

電話:0138-27-5000

URL:http://luckypierrot.jp/

 

トリッパー編集部

この記事を書いた人 トリッパー編集部

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トリッパーを運営する株式会社トラベルマルシェのスタッフです。国内の北海道から沖縄までの旅行情報を発信し、皆様に楽しくなる旅行情報をお届けします。

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