元祖・歩行者天国！旭川買物公園をぷらっとお散歩。

旭川市の顔ともいえる買物公園は元祖・歩行者天国でもあるのはご存知でしょうか？1972年6月1日から始まった日本で最初の歩行者専用道路なんです。その買物公園には彫刻の町・旭川を象徴するように、さまざまな形の彫刻が点在しているのです。

歩行者天国はリニューアルした旭川駅からスタート

歩行者天国のスタート地点といっても過言ではない旭川駅。平成23年に完全リニューアルし、場所もこれまでの位置から少し南側にずれた駅舎です。旭川駅北口側に開通した氷点橋と同じく、平成23年にできたばかりのまだ真新しい駅舎を背にして歩き始めます。

買物公園は歩行者天国というだけあり、自転車の乗り入れも禁止です。買物公園内を自転車で走行してはならず、自転車から降りて、押して歩かなくてはダメなんですよ。もちろんバイクはご法度。警備員さんもいて、自転車の乗り入れを指導するほど徹底しています。

見町のいたるところに彫刻が;彫刻の町・旭川の魅力！

旭川市内のメインスポットになるような場所には彫刻が点在していますが、特に買物公園には彫刻の展示数が多く、ふらっと歩くだけで次から次へとさまざまな彫刻に出会えます。展示されている彫刻は中原悌二郎賞（北海道出身の彫刻家・中原悌二郎にちなんで創設）を受賞した作家さんや旭川にゆかりのある作家さんなどが多いのです。

サキソフォン吹きと猫という題材のブロンズでできた彫刻です。「旭川彫刻フェスタ」が年に一度開催されており、公開制作や彫刻教室なども行われています。地元民にも好評なこのブロンズ像の猫には、毎年冬になると誰かがマフラーを巻いているようです。

今年は茶色の1目ゴム編みのマフラーに金と銀の鈴が付いたシックな感じになっていました。サキソフォンを聴くうっとりとした猫の表情が特徴的ですよね。このブロンズ像のすぐそばにはサンロク街もあります。札幌の「すすきの」に次ぐ、北海道の第2の夜の町として有名ですね。

旭川を代表する彫刻といえばこちらです。夏場は噴水になっており、市民が憩う場所となっています。昭和47年から買物公園のシンボルとして親しまれているこのオブジェは、旭川を代表する公園、常磐公園からも近い場所にあります。

終わりには美味しいスイーツを

買物公園でしか飲めない美味しい紅茶と甘さが絶妙なスイーツを提供してくれるお店があるのでご紹介したいと思います。西武旭川店B館４F内にある紅茶専門店・石渡紅茶店です。ここはすべてが手作りで、お休みも元旦だけなのでいつでも安心して行くことができます。

手前がスイーツ・スイーツというセットで、ソルベが2種類、季節のデザートとお好きなケーキ1点に、さらにドリンクが付いています。こんなに、盛りだくさんで1000円とリーズナブル！今回は、ティラミスを頼んでみました。奥がカスタードプリンで、しっかりとした焼きプリンなのに330円とお手頃価格です。紅茶がおすすめなので、ぜひスイーツセットとお店自慢の紅茶を注文していただきたいと思います。

寒い冬の買物公園を散策した後にほっと一息美味しい紅茶をいただくという、寒い中を歩かないとできない贅沢がここにありました。今回撮影したのは一部分で彫刻は旭川市内いたるところに点在しています。その中でも一番多いのは常磐公園。旭川駅から歩いて15分程度のところにあるので、旭川の中心部をぷらぷら歩いて常磐公園まで行ってみるのもおすすめですよ。

【スポット情報】

旭川昭和通り・買物公園

所在地：北海道旭川市1条7・8丁目～8条7・8丁目

アクセス：JR旭川駅より徒歩1分～15分

紅茶専門店・石渡紅茶店

住所：北海道旭川市1条8丁目西武旭川店B館4F

TEL/FAX:0166-26-2224

営業時間：10：00～19：30
定休日：元日のみ