この記事を書いた人 rikuism
記事更新日:
大迫力!流れる滝に癒される銀河流星の滝
記事更新日: 2016-01-03
上川といえば層雲峡温泉で有名ですが、滝の多い場所として、同じくらいの知名度を誇るのが銀河流星の滝です。カメラ好き女子にはたまらないフォトジェニックな風景が広がっています。ぜひあなたの記念のワンショットに加えてほしい景色が待っています。
雪化粧の層雲峡
雪化粧が始まった層雲峡温泉付近は北海道の景色の中でも珍しい断崖絶壁が続く景色になります。旭川市から車で走ること66キロ、およそ1時間20分程度、続いて層雲峡温泉街から車で10分ほどの場所にある銀河流星の滝に行ってきました。
石狩川に沿って雪が積もっているのがわかります。この日の気温はマイナス1度で、途中から国道にもちらほらと雪が見えていましたが、ここまでしっかり積もっているなんて想定していませんでした。
まだ誰も踏んでいない白銀の地面があったので、早速自分の足跡をつけてきました。雪が積もっているせいなのか、風があまりなかったせいなのかはわかりませんが体感温度はマイナス1度もあるように感じませんでした。
迫力ある銀河の滝
石狩川に沿って長い距離で続く断崖絶壁。その断崖絶壁から流れ落ちる様々な滝の中でも、最も美しいといわれる銀河流星の滝。一筋の糸のように繊細でありながらも、力強く流れる滝は圧巻です。
夏は夏で滝の流れる力強く豪快な音と、木々の緑が爽やかです。ですが、冬は全く別世界。張り詰めたような空気の中に滝の流れる音だけが響いており、日々の喧騒を忘れるような景色に吸い込まれてしまいそうです。
もう一つの繊細な流星の滝
夫婦滝とも呼ばれるこの滝は、銀河の滝と流星の滝で1セットといわれています。流星の滝は標高2060メートルの烏帽子岳と標高2078メートルの赤岳を源として、石狩川に落下しています。
銀河の滝は雄滝と、流星の滝は雌滝と呼ばれているそうですが、そのいわれの通り流星の滝のほうが細く白い糸が無数に垂れているかのように繊細に見えます。あいにくの天気で空が曇っていたのですが、雪の舞う中でみる滝はまた違った表情を見せてくれるのでしょうね。
寒い中で体が芯から冷えても、この「滝ミンタラさん」のように冬場も空いているお土産屋さんがあり、こちらで無料の「しいたけ茶」を提供してくださるので、ゆっくり温まることができます。通行止めにならない限りは営業しているそうですが、年末年始はお休みだそうなので、ご注意を。
これからのシーズンの上川は温泉宿と氷瀑祭りでにぎわいます。とはいえ、氷瀑だけではもったいないので、ぜひ銀河流星の滝を合わせて見に行っていただきたいと思います。また、銀河流星の滝以外にも、この辺りは滝が多いスポットなので夏場に滝巡りをしてみたいなぁと思いました。
【スポット情報】
銀河流星の滝 北海道上川郡上川町層雲峡
滝ミンタラ 北海道上川郡上川町銀河流星の滝駐車場内