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北海道土産の新定番!しっとり系バウムクーヘン3選
記事更新日: 2016-02-03
北海道はおいしいものの宝庫。誰にどんなお土産を買って帰るかあれこれ悩むけれど、それもまた旅の楽しみのひとつ。喜ばれる北海道土産の定番といえば、「バウムクーヘン」。でも、どうもあのもさもさした食感が苦手というかたいませんか? そんなかたもご心配なく。北海道のバウムクーヘンはいまやしっとりが主流。もう喉に詰まりそうなんて言わせない、北海道土産におすすめのしっとり系バウムクーヘン3選をご紹介します。
和菓子屋の発想から生まれたバウムクーヘン
柳月「三方六」オリジナルサイズ ライター撮影全国的な知名度はないけれど、北海道民にはおなじみの菓子店「柳月(りゅうげつ)」。創業は昭和22年、行商から始まり、和菓子、和洋折中菓子と時代に合わせたお菓子作りを続けてきた北海道帯広の老舗です。バウムクーヘンの「三方六(さんぽうろく)」は柳月の看板商品。白樺の薪を模した形のバウムクーヘンの外側を、白と茶のマーブル状のチョコレートコーティングで仕上げています。一目見て「三方六」とわかるオリジナリティー溢れる逸品は、モンドセレクション最高金賞を受賞した実力派。「三方六」は、「柳月」が食べやすさを追求した元祖しっとり系バウムクーヘンと言われています。口のなかで生地とチョコレートが溶け合う豊かな風味が楽しめます。十勝産のてんさい糖を使用しているため、甘さはやわらかく控えめ。これなら、甘いものが苦手な方や男性にも気に入っていただけるはずです。
小さな三方六を個包装した「小割り」と、均等に切れ目の入ったオリジナルサイズがあり、お土産用途によって選べます。和テイストの風格のあるパッッケージは、上司や目上の方へのお土産にも最適。コーヒーや紅茶はもちろん、日本茶とも相性がよいので、どんな方にもくつろぎのティータイムを楽しんでいただけることでしょう。ほんのり甘めが好きな方には、冬限定の三方六「濃い白小割り」がおすすめ。練乳と生クリームを練り込んだバウムクーヘンは、クリーミーな味わい。スイーツ好き女子も納得のしっとり系バウムです。
しっとり系バウムクーヘンの代表作
「北菓楼」は、平成7年開業、意外にも平成生まれの菓子店。札幌の北、砂川市のパーキングエリアでの実演付きの販売が話題となり、道内の空港や百貨店などでも扱われるようになったという人気店です。北菓楼の商品では、「開拓おかき」が評判ですが、バウムクーヘン「妖精の森」の人気がじわじわと上昇中です。この「妖精の森」のしっとり感は、昔ながらの製法と北海道産の厳選素材にこだわって、職人の手で丁寧に焼き上げてこそ実現するのだとか。「日本一のしっとりしたバウムクーヘン」の言葉に、思わず自分土産にも買ってしまいそう。しっとり系バウムクーヘンをお土産にするときの注意点がひとつ。しっとり感を損なわないためには、常温で食べることをおすすめします。冷蔵すると、油分が固まって食感が損なわれるためです。その際はいったん室温に戻すとよいようです。北菓楼の丸井今井札幌店では、こちらの店舗限定のうれしい無料サービスがあります。バウムクーヘンに、北菓楼のロゴや記念日、「感謝をこめて」「ありがとう」といった用意された言葉を組み合わせて、オリジナルの焼印を押してもらえます。家族へのお土産にメッセージを添えて渡すのも喜ばれそう。
女子に人気の白いバウムクーヘン
シンプルな白い箱に「TSUMUGI」の文字。箱を開けると、なかには白いバウムクーヘン。「白い恋人」で有名な石屋製菓の「TSUMUGI」は、箱を開けた瞬間のこのサプライズ感が特に女子の心をくすぐります。なぜバウムクーヘンが白いのか不思議ですが、看板商品の「白い恋人」のホワイトチョコレートを練りこみ、焼き加減を厳しく管理することで、白く焼き上げることができるのだそう。色が異なると、バウムクーヘンのどっしりとした存在感が、やわらかで上品な印象に変わってしまうから驚き。ちょっぴり甘党でおしゃれな友人へのお土産にぴったりです。バウムクーヘンは年齢を問わず喜ばれる北海道土産の定番。定番だからこそ、渡す人の好みに合った、これぞという品をこだわって選びたいもの。北海道旅行を楽しんだら、北海道の豊かな自然とおいしさが伝わるお土産の品として、しっとり系バウムクーヘンはいかがですか?