この記事を書いた人 あっくん
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「漁師料理 番屋」~漁師が直営する奄美の隠れた名店~
記事作成日: 2015-07-24
空港から車で約30分。龍郷町役場のT字路を曲がり、龍郷湾沿いに10分程車で走ると、右手に龍郷漁港が見えてきます。
その向かいに、小さな味わい深い外観の「漁師料理 番屋」はあります。地元の方に愛され40年も続く名店です。他の地域の方だとまだ知らない人も多いそうです。
お店で使用する魚介類の漁を家族で行っているため、他にないリーズナブルな価格で丼物や定食をいただくことができます。
うに丼
私が頼んだのはうに丼。これだけたっぷりのシラヒゲウニを使用したうに丼はなんと1,850円でした。以前よりも不漁等の影響で値上げされたようですが、それでも安いと思います。
北海道や東北のうに程の濃厚さはないものの、調度良い濃厚さのうにをたくさん使用しているので、もたれる感もなくペロッとたいらげ絶品でした。
そしてうに丼と一緒にセットででてきた味噌汁がこれまた絶品!奄美郷土料理の「マダ汁」という味噌汁で、汁はイカの墨と味噌を使用し、やわらかいイカの身が入ったコクのある味噌汁です。正直、またこれだけ食べに行ってもいいくらいです(笑)
海ぶどう丼
一緒に同行した連れが注文したのは海ぶどう丼。新鮮な海ぶどうと赤身の漬けがのっていて、堪らず少し頂戴したのですが、新鮮なだけに食感もよく、口いっぱいに海の香りが広がる絶品でした。レジ付近に海ぶどうのいけすがあったのでそれを使用しているんだと思います。こちらも値段は1,080円でマダ汁も付いています。
いけす写真