食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテル「緑の風リゾート きたゆざわ」に行ってみた

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテル「緑の風リゾート きたゆざわ」に行ってみた

記事更新日: 2016-02-23

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

北海道の人気観光地“洞爺湖”と“支笏湖”の中ほどに位置する、山あいの小さな温泉郷「北湯沢」。ここに昨年、新たにリゾートホテルが誕生。とにかく革新的な露天風呂が、訪れる人をトリコにするとか!“温泉と食”が魅力の、噂の施設に泊まってみました。

「緑の風リゾート きたゆざわ」ってどんなところ?

しんしんと雪の降る中、うっかり通り過ぎてしまいそうな佇まい。こうして見るとごく普通の観光温泉のルックスですよね。特に今日は雪景色の中で、寒々しい雰囲気さえ漂い…。ところが中には…想像もできないホットな、嬉しい裏切りが待っていました!

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

入口ではおしゃれなマントに身を包んだ、ホテルのスタッフが出迎えてくれていました。この気温の中、外に立つのはさぞ寒いだろうなぁ、と想像するもとてもにこやかで礼儀正しく、プロ意識を感じでgood!気分よく入館。ロビーはかなりの広さがあり、椅子もゆったりと置かれています。フロアには天井からのライトで水の波紋がいくつも広がっているように見え、これからの寛ぎのひと時を予感させる演出です。

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

まずは窓際の席に案内されて、オリジナルクッキーと北海道名産・ハスカップジュースの、ウエルカムドリンクのおもてなしからスタート!ふと窓の外に目を向けると、そこには真っ白い世界が広がっていて、旅情を掻き立てます。

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

チェックインを済ませお部屋へ。こちらはスタンダードタイプの和洋室で、どちらかというと一般的な温泉のイメージの内装ですよね。実はこのホテル、外観もそうだったように、オーソドックスな温泉ホテルをリノベーションして活用しているのです。でも設備も充実しているし、その上窓からの雪景色も美しくて、申し分ありません。浴衣と作務衣の両方が用意されているのも嬉しいポイントです。また上階にはなんと、女性限定フロアもあるんですよ! エステも受けることができ、レディスフロア限定のアメニティも完備。プレミアムルームには洗面台が3つあり、3人で宿泊しても順番待ちする必要がないという、にくい配慮もあります。女子旅行にかなり力を入れている対応ですね。

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露天風呂のはしご!とは?

体がすっかり冷えていたので、お部屋で一息ついたら、さっそく待望のお風呂へと向かいました。大浴場の入口が見えて期待に胸がドキドキ!脱衣室が広いので、ロッカーがゆったりと並んでいます。これは何より嬉しい!洗面台の数も多くて利用しやすそうです。浴場は、ヒノキ、泡、水、打たせ湯、ゆったり手足が伸ばせる大風呂と、大きな湯船がいくつもあり、どれも掛け流しです。地下に降りると座湯、立ち湯等々…なんともバラエティ豊か。欲張って全風呂制覇!さて、いよいよ噂の露店風呂エリアへと向かいます。この地下風呂と繋がっていますので、つまりは地下から外へ出るということになりますね。

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入口には体に巻きつける布が用意されていたので、とりあえず巻いて行くことにしました。希望すれば、女性にはガウンの貸し出しをしてくれるそうです。大露天風呂へのドアを開けると、冷た〜い空気と一緒に飛び込むのは、湯気と降る雪に煙る森の景色。内風呂で体を温めたはずなのに、一気に体温が下がっていきます。あまりの寒さに耐え切れず、まずは目の前に広がっていた150坪という広大な露天風呂に飛び込みました。お湯に入るとやっと余裕ができて、徐々に開放的な気分に!

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次は“森の散歩湯”と称され点在する露店風呂へ。ウッドデッキで回廊のように繋がっている10個の露店風呂は、昼間は森林浴気分、夜なら間接照明が幻想的に演出し、森の中に迷い込んだような錯覚に陥ります。湯船は石造りやヒノキ等で作られており、2人〜4人くらいが入るとちょうどいい大きさ。源泉を始め、ワインやヒアルロン酸などの変わり湯があり、自然を活かした、カラフルな色と香りが楽しめます。数人の女性がキャーキャー声を出して入ってきました。本来なら騒々しいところですが、なにせ雪降る中を裸で歩く体験は、おそらくそうそうはないでしょうから、ここは許してあげましょう!残念ながら写真撮影はできませんので、ホテルのパンフレットで、ここに雪が積もっている図をご想像くださいね。

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女性の湯と男性の湯の間にある休憩スペースです。パートナーとの待ち合わせにも便利ですし、お風呂から出て一息ついて、まったりタイムにも使えそうです。マッサージコーナーもありますので、自分へのご褒美にもいいですね。翌朝には男女のお風呂が入れ替わったので、合わせて20の露天風呂に入ったことになり、大満足でした。

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あれもこれも!ライヴ感覚の食事タイム

お待ちかねの夕食は、大きなブッフェ会場でいただきます。スタイリッシュでスマートなデザインは、温泉の概念を打ち破っています。お料理は、旬素材をふんだんに使用した和洋中の創作メニューが中心。ローストビーフを目の前でカットしてくれるなど、実演調理がメインなので、乾いたり冷めたりしていません。ちなみにこのローストビーフは、サホロ高原牛で脂が深い味わい!こちらの一押しとのことなので、肉食系女子はお見逃しなく!

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ひときわ目を引いたこのかわいらしい“緑の風のミニ畑”。カレー粉、黒胡椒、黒オリーブなどで作られた、食べられる“土”から野菜を収穫する、というコンセプトなわけです。近隣の伊達産のミニトマトや喜茂別産という地元野菜たちを、4種類のソースでいただきます。なんともおしゃれで、おいしいこの畑でしばし盛り上がりました!

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会場内は広々としていますので、ゆっくり食事をとることができます。案内された席に当たり外れはさほどないなと感じました。次なるライヴは、飲茶やグラタン等のワゴンサービス!すでにトレイいっぱいにお料理を運んだはずなのに、アツアツが目の前に運ばれてくると、ついついいただいてしまい、食べ過ぎ注意です!別腹スイーツももちろん外せませんよね。数ある種類の中で特筆すべきは、女子大好きのパンケーキの実演です。焼きたてはやっぱり最高!ブッフェではなく、お食事処での個室懐石プランなども用意されていますので、そちらも記念日などニーズに合わせて利用するといいですね。

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あれこれたくさん食べたい気持ちを読まれてか、ピンチョス式に取りやすい工夫がされていました。だんだんトレイが重くなっていくので、こういう心配りはありがたいですね。スムーズに運べて便利です。

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朝食もこの会場でいただきましたが、夕食か?と思うほど種類が豊富で、和洋お好み次第。朝もワゴンサービスがあり、イカ刺しをゲット!

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温泉にプラス!ゆったり要素満載

温泉や食事以外の、癒しスペースをご紹介します。幅広いジャンルの書籍が並ぶ「のぐち文庫」から。ここでは好みの本を手に取って、窓の景色が見える席に座り、ひとり読書するもよし、オットマンのあるオーディオ設備の前に座り、好きな音楽に興じるもよし。嬉しいことにコーヒーのフリードリンクコーナーもあります。ちょうど朝食の後に立ち寄ったのでモーニングコーヒーをいただきました。この時間帯は人も少なくおススメです。11時と遅めのチェックアウトだったので、こんな時間の余裕もありラッキーでした。 

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

ここは書斎型の自由空間。半個室が3室あり、ひとりの世界にしばし浸れる場所です。読書やパソコン操作など、自由に使用でき、さらに外の雪景色も堪能できますよ。

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日本全国からの逸品を集めたセレクトショップ。日本人はもちろん、海外からの旅行者にも対応しています。向かいにはお土産や雑貨、食品を変えるコンビニもあるので安心です。

食と温泉で攻めてくる!人気のリゾートホテルに行ってみた

館内のあちらこちらにある、癒しのミニスポット。日常を忘れさせてくれますね。居心地の良さって、こういう小さな気配りから生まれているんですよね、きっと。

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あこがれだった北海道の“冬の温泉”旅行。

寒いからこそ温泉であったまり、食事で盛り上がり、体の芯から熱くなる!そんな要素がすべて詰まった場所でした。なにもない雪景色が情緒にあふれ、なんとも贅沢な冬の過ごし方!これは一度体験してみる価値ありです!そしてなによりスタッフのみなさんのスマイルと、サービス精神が重要なポイントだったことを最後にお伝えします。北国の小さな温泉郷で、極上の時間を過ごしてみませんか?

【スポット情報】

北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町300-2

0142-68-8126

アクセス JR…札幌駅→伊達紋別駅→タクシー約35分

バス…JR札幌駅から無料送迎バス運行中

 

 

緑の風リゾート きたゆざわ
〒052-0316
北海道 伊達市大滝区北湯沢温泉町300-2
楽天トラベル
1泊 14,000円~ (税抜)

 

Cicaco

この記事を書いた人 *Cicaco

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写真を使って立体や平面で表現する、写真造形家として活動中。 “ 旅は日常の中にある ”をモットーに、近隣の日帰り温泉入浴から、海の 向こうまで、大好きな旅行で非日常を楽しむ日々です。

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