この記事を書いた人 関西モグモグ eiko
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琉球王国にタイムスリップ!?世界遺産の沖縄首里城見学
記事更新日: 2016-02-11
沖縄旅行での初日は大雨暴風警報がでていましたが、翌日はよく晴れていたので2000年に世界遺産に登録された首里城へ見学に行ってきました。
創建は13世紀末から14世紀頃といわれていますが、1945年の沖縄戦で全焼しました。現在の城は1992年に復元されたものだそう。
二千円札の絵柄にもなっている守礼門
首里城への玄関口である守礼門は中国風の牌楼という形式で建てられました。2000年の記念紙幣二千円札の絵柄にもなっているので親近感がありますね。
世界遺産 園比屋武御嶽石門 そのひゃんうたきいしもん
地味な門だなと思いつつ一応写真を撮っていました。あとで調べたらここが世界遺産だったとは!そう言われてみると風情があるように感じてくるのは、世界遺産という言葉の魔力でしょうか。
国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所だそう。1933年に国宝に指定、沖縄戦で一部破壊され、1957年に復元されました。現在は国指定重要文化財となっています。
瑞泉門
瑞泉とは立派な、めでたい泉という意味だそう。双璧の門の上に直接櫓がのっていますね。1933年に国宝に指定されましたが、戦火で全焼し、1992年に復元されました。
高台からの眺め
だいぶ登ってくると、こんな見晴らしのいい景色も見渡せました。
パワースポット
樹齢100年以上は経っていそうな大木を見つけたので思わず抱きついてパワーを頂いてきました。
首里城正殿
いよいよ見学のメイン、正殿に到着です! 正殿は琉球王国最大の木造建造物で、原型は中国の紫禁城をモデルに造ったといわれています。別名百浦添御殿とも呼ばれ、文字通り全国百の浦々を支配する象徴として最も重要な建物であったそう。
ここからは有料ゾーンへ
入館料は820円。せっかく沖縄に来たのでもちろん有料ゾーンへGO!
国王の執務空間 書院
この感じ、落ち着きますね。書院・鎖之間は正殿につぐ大規模な木造復元を行った建物だそう。南殿の二階部分と同じ高さの地盤の上にあり、南殿と渡り廊下でつながっています。
創建年は不明。1709年の火災により消失し、1715年頃に再建されたものと考えられています。
庭園
素敵な眺めですね。庭園は、書院・鎖之間と一体をなす重要なもので、城内で唯一の本格的な庭園だそう。
平成21年に建物と庭園が国の名勝に指定されました。
琉球石灰岩をたくみに利用した造りになっています。
国王が座る玉座 御差床うさすか
正殿内部で最も豪華な装飾が施された場所だとのことで、まぶしいくらい煌びやかですね!日本建築の須弥壇形式に似た造りが特徴です。
同一の建物に2つの玉座があるのは珍しいそう。
模型
こうして見るとわかりやすいですね。
正面が正殿、向かって右(南側)が南殿・番所、左(北側)が北殿で、これらに囲まれた中庭広場の空間を御庭うなーといいます。御庭ではさまざまな儀式が行われ、重要な広場となっていました。23列の茶の敷き瓦は、儀式の際に諸官が位の順に立ち並ぶ目印となっていたそうです。
首里杜館でお土産選び
首里杜館には、ビジターロビー、情報展示室、総合案内、レストラン、売店、駐車場等があります。
首里城限定 収蔵品を基に作成されたクリアファイル
みんな限定ものには弱いものです。そして収蔵品を基にだなんてこれは買うしかないですね!
迷いましたが、こちらの鳥とお花が素敵な柄のクリアファイルを選びました。
琉球っぽい柄の布と一筆箋も選びました。縦長の布はお部屋に飾っていますが思った以上に雰囲気がよくなったので購入してよかったです。
一筆箋の中はこんな柄です。お手紙を書きたくなりますね。
首里城限定WAONというのを見つけました。
袋を開けてみると正殿の柄になっていていい記念になりました。
シーサー
いろんなシーサーがいます。私は空港でピンクのシーサーを選びましたが、こちらでもたくさんのシーサーがいるので自分好みのものを選ぶのも楽しいですね。
首里城公園スタンプラリーに参加
今回はまわりながらスタンプラリーに参加していました。記念品はこちらの首里杜館で頂けます。
可愛らしい記念シールと首里城グッズとしてポストカードを頂きました。
琉球王国にタイムスリップ!?
すべて復元されたものですが、琉球王国の時代にタイムスリップした気分で歴史を感じながら楽しく見学できました。結構距離もあったのでいい運動にも!沖縄に行かれた際はお散歩気分で首里城へ行かれるのもおすすめです。
首里城公園 http://oki-park.jp/shurijo/