恋の島「古宇利島」のハートロックまで行ってみませんか？

沖縄旅行に来たら、レンタカーを使って北部（やんばる）まで足を延ばしてみませんか？沖縄版アダムとイブ伝承があり「恋の島」ともいわれる古宇利島（こうりじま）に行き、ハートロックから見るエメラルドグリーンの海を満喫しましょう。

沖縄県北部、やんばるの古宇利島で、海を見ながらのゆっくりとした時間を満喫しましょう。JALのCMの撮影場所となった古宇利島のハートロックは沖縄本島から橋で渡ることのできる離島としてもお馴染みです。晴れた日にハートロックから見るエメラルドグリーンの海は最高！！

今にも手が届きそうな雲に青い空、そして、高速道路を使えば那覇から1時間半ほどで行くことができるという、沖縄の中でもオススメのスポットです。

沖縄版のアダムとイブ伝承がある「恋の島」は子宝祈願の聖地ともいわれており、島の中には縁結びや子宝祈願の御嶽があちこちにあるんですよ。

※御嶽は地元の方々の信仰の場所でもあるので訪問の際は、むやみに立ち入らない、ゴミを捨てない、自然を大事にする等にご注意ください。

古宇利島まで足を延ばしてみませんか？

私自身古宇利島へ行くのはこれで3回目ですが、2回目に訪問したのが3年ほど前でした。「ハート型の岩がある」として、CMで取り上げられてからは訪問する方も増え、道が整備されるなど利便性も高くなっています。

さて、この古宇利島へは沖縄自動車道を利用して沖縄本島を北上し、許田インターチェンジ（沖縄自動車道の北端です）を経由して名護市を抜け、国道58号線の真喜屋交差点を左折して進んでいきます。まず、奥武島（おうじま）に渡り、さらに屋我地大橋で屋我地島（やがちじま）に渡ります。このあたりからはさとうきび畑が道路沿いに見られるようになってきます。高い建物がないので雲がすぐ近くに見え、気持ちのいい時間を過ごすことができる場所なんですよ。

古宇利大橋からのエメラルドグリーンの海

屋我地島の中を進んでいくと、古宇利大橋が見えてきます。この橋からの風景がまた最高。橋の両端には駐車場があるのでここに車を止めて、ぜひ徒歩で橋を渡ってみてください。

ぐるっとまわってハートロックへ

古宇利大橋を渡りきると食堂や売店があるので、ここでちょっと休憩をしていくのもいいかも？ 駐車場の先からは砂浜に降りることもできるので、車を降りて砂浜まで行ってみましょう。

私たちはこの古宇利島売店で昼食をとってから、ハートロックに向かうことにしました。もちろん昼食は沖縄そば！！

コーレグース（沖縄の辛み調味料）を数滴たらしての沖縄そばは最高です♪この店の沖縄そばはシンプルな構成でしたが、もずくとオレンジがついてきて「こんな組み合わせもあるんだ！！」とびっくり。沖縄そばも店によっていろいろな特徴があるので、何軒もまわって、その店独自の味を楽しむのも沖縄観光の醍醐味です。

その後、また車に乗って、島をぐるっとまわってハートロックのあるティーヌ浜に向かいます。ちょうど橋とは反対側にある浜ですが、5分ほどでたどり着くことができます。

ハートロックの場所は、道路沿いにこんな看板が出ているので、以前よりは見つけやすくなりました。駐車場は有料ですが、数年前に訪問した私のことを覚えていてくれて、駐車場の方々との雑談も楽しいひと時でした。

ハートロックでゆっくりした時間を過ごしてみる

車を止めてからちょっと歩いた先にハートロックを見つけることができます。道はちょっと滑りやすいかもしれないので注意して降りてください。また砂浜では靴を脱いで裸足で砂の感触を楽しむのもオススメですよ。

岩場に腰掛けて聴く波の音や、波打ち際の波の感触などに、ついつい時間を忘れて長居してしまう場所です。

ハート型の岩に…見えますよね？古宇利島のビーチでは「星の砂」も見つけることができるとか（私たちは見つけることができませんでしたが、頑張って探している方々もいました）。

オーシャンタワーに寄り道

時間があれば「古宇利オーシャンタワー」にも行ってみましょう。入園料（大人1000円、中学生・高校生600円、小学生500円、小学生未満無料）がかかりますが、中にはレストランやミュージアムがあります。

この展望台からは古宇利大橋を眺めることができます。海抜82mの高さから見るエメラルドグリーンの海、青い空、そして沖縄の風景はオススメですよ。

沖縄本島から橋を渡って行くことができる島の一つ、古宇利島。ゆっくりと波の音を聴きながらビーチで過ごす時間は心も体も癒やすことができます。10分程で一周できる小さな島なので、自転車を借りてぐるっとまわってみてもいいですし、ビーチで海水浴を楽しむこともできます。

基本情報：古宇利島、ハートロック

【アクセス】那覇空港より車で約1時間半、沖縄自動車道許田ICより約20km

【URL】http://kourijima.info/