『家具の街旭川で素敵な家具でひと心地　カフェ・ユリョー』

北海道地図を眺めるとその中心部に北海道2番目の人口をほこる旭川市があります。盆地なので冬は寒く夏は暑い、しかも山に囲まれているので紅葉の秋は言葉にならない美しい景色を堪能することができます。そんな旭川の繁華街に近いところにお目当てのお店があります。

◆旭川市内の繁華街にあるお洒落なcafe

旭川と言えば「旭山動物園」が全国的に有名になりましたし、旭川ラーメンには根強いファンがいます。そんな市内の繁華街といえば通称「3・6街」（サンロクガイ）と呼ばれる3条6丁目界隈が賑やかとなっています。道北最大の歓楽街でありながら、周囲はデパートやレストランが混在する、ちょっと珍しい街並みを形成しています。中心部は碁盤の目になっていますので旅行者でも安心です。

宿泊のホテルも旭川市内であればエリア内にあるはずなので、散策がてらcafeを目指してみましょう。店までは車でもOKですが、専用駐車場がないので2軒隣のパーキングが安心できます。ゆめゆめ路駐なんてことは考えないように、旭川のなかでも特に厳しい取り締まりエリアですから、リーズナブルなパーキングが安心できます。

◆素敵な家具に心が奪われる

サンロクから2ブロックで　yuryo　(カフェ・ユリョー)はあります。もし分からなければ地元の人に声をかけて、「ケンタッキーはどこ？」とフライドチキンの看板か匂いを嗅いで行けばお隣がcafeのビルです。4階建てのコジンマリとしたビルの3階部分がお店ですが、エレベーターは探しても無駄です。トコトコとのんびり階段を上ると素敵な空間が現れます。

店内の家具はオーナーこだわりの愛知県産有名メーカーの高級家具が揃っています。家具好きな方ならそれだけでもワクワクできる揃いですが、実は旭川と言えば家具の街。ひょっとするとこの有名メーカーも旭川製なのかと、ゆったりとしたソファで調べてみるのもいいかもしれません。

◆ワンプレートがオサレ！

時間帯によってはcaféからレストランモードに切り替わります。旅行客の利用が多いこともあってガッチリしたランチは好評のようです。日替わりランチはワンプレタイプですが、こちらは陶器製食器。でもスタンダードメニューから拾うと、フラットな木製の専用プレートに盛られてくることもあります。「木の街」旭川らしいプレートに、嬉しさとともに食欲が湧いてくるのが分かるはずです。ちなみに写真のプレートは「塩レモン・ザンギプレート」です。

最近ではザンギが全国的に広まってきていますが、北海道オリジナル唐揚げのことです。一般的には鶏もも肉を醤油や香味料に漬け込み、片栗粉でカリっと揚げたものがザンギと言われていますが、この他にもタコザンギなどお酒の肴としても造られる北海道のスタンダードメニューです。

このお店、気をつけたいのはオープン時間です。宿泊ホテルをチェックアウトしてから向かうとちょっと時間つぶしが必要で、オープンは12時から。そのかわりランチタイムは通常4時まで、日曜は5時までですから、夕食までの時間であれば安心して食事ができます。