この記事を書いた人 トリッパー編集部
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『新しい感覚のカフェRi-no(リーノ)』
記事作成日: 2015-07-28
人によってカフェのイメージは違うものですが、この「リーノ」は一味どころかふた味以上に違う、古くて新しいカフェスタイルのお店です。賑わう店内は、今までのカフェのイメージを一新すると思います。
◆車で移動しないと難しい人気のカフェ
札幌市内の観光名所自然があふれる有名なアシリベツの滝があります。ヒグマが散歩を始めると、しばらくは入園禁止になりますが、家族連れや観光客で賑わうところです。その山岳から降りてくると清田方面に出てきます。札幌から帯広までの戦車がキャタピラのままで走れる国道36号を交差し先に進みます。
国道36号を左に曲がると札幌ドーム、右に曲がると千歳空港です。でも真っ直ぐ進むと札幌南インターチェンジ進入口があります。その少し手前に「ドンキホーテ」があり、斜め向かい側に目指すカフェがあります。
◆子供から大人まで楽しめるって
一般的にはランチタイム前後が第1ピークを迎えるのが郊外型カフェの特徴ですが、ここリーノは開店と同時に徐々にママさんが集まってきます。昔は公園にいたはずの幼稚園や小学校のママ友がどんどん奥の方へ入って行きます。
一瞬「奥って会員制?」と思うくらいドンドン集まってきますが、一般の利用者には関係なさそうです。奥はカーペット敷きの遊び場的なエリアで、もちろん座卓があってコーヒーや食事を摂ることができます。
しばらくするとママさんたちが出動!車に乗せて我が子と一緒にご帰還。そのまま奥のフロアに入り、カフェのランチで昼食です。でも子どもたちも慣れているらしく、大声で騒ぐ子もいないし、だけど楽しそうにフロアで遊んでいるようです。
そう、ここは子供連れでは入れるカフェだったのです。
子ども連れのカフェってイメージ悪そうな気がしませんか?賑やかというかメチャクチャうるさいような気がするものですが、リーノに限っては心配無しです。たぶん奥の方ではそれなりに遊んでいるのでしょうけど、極端に縦長のレイアウトで、しかもL字型になっているため子供が見えません。
たぶん子供たちは個々の常連なのでしょう。妙な騒ぎ方をすることもなく、しかも数人の子たちなのにお行儀よく食べたり遊んだりしているのでしょう。
◆ワッフルと土鍋料理のカフェって珍しい?
そんな店内ですが、一般客の年齢層は若干上のラインの方も結構います。さすがに女性10に対して男性1の比率ですが、とにかく流行っているお店であることは間違いありません。
その理由は販売している焼きたてのワッフルを選び、あとはフリードリンク制で好きなものを選んで好きなだけいただくことができます。つまりドリンクとワッフルがセットになっているのが特徴なのですが、実はもうひとつ特色があります。
土鍋ご飯(炊き込みご飯)がここのフードメニューのメインです。素敵な焼き物を使った土鍋ご飯は出来上がりまでのんびり待つしかありません。種類は豊富ですから、メニューで香り立つキノコ系やヘビーな豚の角煮満載と言うのも人気があります。
ご年配の老夫婦から女子大学生まで年齢層はさまざまです。出来上がりを待っている間はフリードリンクで喉を潤し、お土産用のワッフル(ミスドなみに種類豊富な)を選びながらのんびりした時間を過ごせるカフェです。