北陸旅行へ行こう! 海の幸と歴史が織りなすオススメ北陸グルメ

北陸旅行へ行こう! 海の幸と歴史が織りなすオススメ北陸グルメ

記事作成日: 2018-06-18

福井 越前ガニ

旅行へ行くなら、その土地の美味しいグルメを堪能したくなりますよね。

今回ご紹介するのは、北陸のグルメです。北陸は、石川・富山・福井の3県ともが日本海に面しており、北陸と言えば海の幸を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。比較的漁場と港が近いことが多く、抜群の鮮度は言うまでもなく保証済みです。

もちろん、海の幸はどれも絶品ですが、他にも歴史あるユニークなグルメが北陸にはあふれています。歴史があるということは、それだけたくさんの人が美味しいと思って守ってきたものですから、是非一度は味わってみたいものですね。お店で食べても良し! お土産として持ち帰っても良し!そんな北陸グルメをご紹介します。

石川

お寿司(がすえび・のどぐろ)

金沢 お寿司

がすえびは、甘エビなどより、更にプリプリした食感で甘く、鮮度が落ちるのが早いため、流通させることが難しい貴重なものです。高級魚のどぐろは、脂が濃厚な白身魚でありながら、くせのない上品な味わい。どちらも冬から春にかけてが旬。

「金沢回転寿司 輝らり」さんはこれらの高級食材も気軽に楽しめそう。お持ち帰りメニューもあります。

金沢回転寿司 輝らり 基本情報

 

ゴーゴーカレー

金沢 ゴーゴカレー

ゴリラの看板でおなじみの「ゴーゴーカレー」。金沢発祥だということをご存知でしたか?金沢カレーの歴史は50年にもなるそう。ゴーゴーカレーの美味しさの秘密は、55の工程を5時間かけてじっくり煮込み、更にそれを55時間寝かせて旨味を熟成させた、オリジナルの濃厚なルー。様々なトッピングも選べて、どんな腹ペコも満足させてくれそうです! 殆どのメニューがお持ち帰りOK。

ゴーゴーカレー金沢駅総本山 基本情報
  • http://www.gogocurry.com/
  • 住所:〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと内
  • 電話:076-256-1555

 

ハントンライス

金沢 ハントンライス

ハントンライスとは、バターとケチャップ味のライスの上にオムライス風の焼き卵、更に白身魚のフライとタルタルソースがかかった、なんとも欲張りな一品。40数年前にある洋食レストランが考案したのが始まりだそう。おすすめのお店は、昭和32年創業の老舗洋食店「グリルオーツカ」さん。メディアからも引っ張りだこの有名店です。自家製タルタルソースが、癖になるくらいインパクト大。

グリルオーツカ 基本情報

 

香箱カニ

金沢 香箱ガニ

香箱(こうばこ)カニとは、雄のズワイガニのこと。雌のズワイガニに比べて小ぶりで、その分濃厚な味わいが地元で親しまれています。価格は雌に比べてリーズナブルですが、解禁期間が短いため、その時期ならではの楽しみとなりますね。関東では出回らない希少な食材。やはり食材そのものを手に入れたい、というグルメな方は、「近江町市場」で入手可能です。獲れたての粋の良さを味わうこともできますね。

近江町市場 基本情報

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かぶら寿司

石川 かぶら寿司

かぶら寿しとは、塩漬けしたかぶに、塩漬けしたブリなどの魚を挟み、米糀で発酵させた”馴れずし”の一種です。元々はお祝い事で食されていた伝統のある一品。優しく豊かな味わいと独特な食感は、一度食べたら癖になる人も多いようです。「四十萬屋本舗」さんでは様々な伝統発酵食品が購入できるほか、かぶら寿司の漬けこみも体験できます。

四十萬屋本舗 基本情報

 

金座和アイス

金沢 金座和アイス

"溶けないアイス"として、メディアにも取り上げられる、金座和アイス。金沢大学との研究で開発された商品で、イチゴ果実より抽出した「イチゴポリフェノール」によってクリームの油分と水分の結びつきが強固になり、“溶けない”のだとか。増粘安定剤を使用せず、天然素材のみを使用しているので体にも優しい。味もおいしく、ゆっくりとくつろぎながら楽しめるのがいいですね。お持ち帰りOK。

金座和アイス 金沢東山店 基本情報
  • http://www.kanazawaice.shop/
  • 住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目5番5号

 

富山

お寿司(白えび・ぶり)

富山 お寿司

シロエビの漁期は4~11月。最盛期は6月から7月です。とろりとした舌触りに、コクのある甘さが特徴。漁獲直後から黒みを帯び始めるため、すぐに加工する手間と技術が必要です。ブリは冬の一番脂の乗った時期に富山を回遊するため、脂ののりが最高とグルメに親しまれています。回転寿司の「すし玉」さんは富山で人気のお店。お持ち帰りメニューもあります。

すし玉 基本情報

 

昆布〆

富山 昆布締め

昆布〆とは、お刺身を昆布で挟んで熟成したもの。先人たちが魚を日持ちさせるために編み出した伝統的な食文化です。魚の旨味に昆布の上品でまろやかな味わいが染み込み、美味しい富山のお魚を、より一層楽しめます。地元ではスーパーやお土産店で普通に売られているようで、探すのは難しくないようです。有名な直売店は「かねみつ」さん。添加物を一切使わない海の幸だけの美味しさが特徴。

かねみつ製造直売店 基本情報

 

ほたるいか

富山 ほたるいか

ほたるいかといえば、日本海全般で漁獲できますが、富山湾産のほたるいかは産卵期に漁獲されるため、他県産に比べて大きく、漁場が近いので鮮度が抜群です。加工品などは通年手に入りますが、新鮮なものは3〜5月の漁業解禁時期のみしか手に入りません。地元では一般の人でも、ほたるいかをすくって獲るのだとか! 富山駅前の居酒屋「だい人」さんでは、獲れたてのほたるいか料理が味わえます。

だい人 基本情報
  • http://www.daito-m.net/
  • 住所:〒930-0002 富山市新富町2丁目5-1 はまのやビル1F
  • 電話:076-431-0122

 

幻魚

富山 幻魚

幻魚(げんげ)とは、富山湾の深海に棲む、細長い魚です。色は白っぽく、ゼラチン質のぬるぬるした体表で覆われ、コラーゲンが豊富です。干物や天ぷら、煮ものや味噌汁の具など、様々な使い方ができるため重宝されています。安くて、うまい魚として人気上昇中の幻魚ですが劣化が早いため、鮮度の良いものを食べられるのは地元ならでは。創業100年の「日本料理 海風亭」さんでは幻魚の唐揚げが楽しめます。

日本料理 海風亭(ホテル美浪館 1F) 基本情報

 

氷見うどん

富山 氷見うどん

独特の強いコシと粘り、餅のような食感と風味は、日本三大うどんと呼ばれることもあるくらい、美味しい氷見(ひみ)うどんです。その喉越しの良さは、麺生地を何度も何度も引き延ばす、粘り強い手延べ製法ならでは。富山はお水が美味しいので、シンプルな一品だからこそ、その良さが実感できそうです。お店で頂くなら「海津屋」さんがおすすめ。正統派氷見うどんを味わうことができます。

氷見うどん 海津屋 基本情報
  • http://www.kaizuya.co.jp/tenpo
  • 住所:〒935-0037 富山県氷見市上泉20番地
  • 電話:0766-92-7878

 

反魂旦

富山 反魂旦

昔、中国から伝わった"反魂丹"という胃腸障害などに効くお薬にちなんで、薬玉を型どったユーモアのあるお菓子です。チョコココア入りの生地で白こしあんを包んだ、可愛らしい一口サイズの焼きまんじゅう。素敵な手織りの紙風船がついています。菓匠「美都家」さんでは、12個入りから、なんと60個入りまで購入できます。富山のお土産を代表する銘菓。

美都家 基本情報
  • http://www.toyamameika.com/shop/mitsuya/index.html
  • 住所:〒933-0918 富山県高岡市大坪町1-4-1
  • 電話:0766-22-2864

 

福井県

越前カニ

福井 越前ガニ

越前ガニは、ズワイガニのなかでもトップブランドの雄のカニです。解禁日は11月6日と決まっており、翌年の3月20日まで。港が漁場から近く、カニの生息地に近いことから、とにかく新鮮。越前ガニに勝るカニはないというほどの美味。「越前観光ナビ」では、越前カニの入手や、食すことができるお店が紹介されていて、越前ガニガイドブックなるものもあります。

越前観光ナビ 基本情報

 

越前そば

福井 越前そば

名前の通り、越前の発祥で、約400年の歴史があるとか。お蕎麦の上に大根おろし、刻みネギ、鰹節が乗り、お醤油や出汁でいただく食べ方は、古くから地元住民に愛されてきました。明治時代に創業した「生そば 勘助」さんは120年を超える老舗中の老舗。そばは太めでコシがしっかり。グルメなファンが絶えない一品です。

生そば 勘助 基本情報

 

ソースかつ丼

福井 ソースかつ丼

福井では「カツ丼=ソースカツ丼」が一般的。薄くスライスした豚肉を揚げ、濃いめの特性タレにドボンと浸し、更にタレをまぶしたお米の上に乗せるといったパンチのある一品です。有名なお店は「ヨーロッパ軒」さん。薄切りカツのサクサクした食感と、やはり注目すべきは秘伝のタレ。歴史ある人気の味わいに足を運ぶ人は多いようです。

ヨーロッパ軒総本店 基本情報

 

焼きさば寿司

福井 焼きさば寿司

鯖街道と呼ばれる若狭街道と有する福井県は、古くからさばを使った郷土料理が人気です。さばは痛みが早いため、保存が効くようにと直火で焼き上げたのが「浜焼きさば」の始まりで、それをお寿司にしたのが「焼きさば寿司」です。有名店「若廣」さんではイートインでの食事も可能。お土産としても良さそうですね。

若廣 基本情報
  • http://wakahiro.jp/
  • 住所:〒917-0081福井県小浜市川崎1-3-5
  • 電話:0770-53-3844

 

油揚げ

福井 油揚げ

全国的には油揚げ=うす揚げのことを指しますが、福井では「厚揚げ」のことを指します。昔から仏教信仰の厚いこの地域では、重要なタンパク源として愛されてきました。創業大正14年の「井口屋」さんは、創業以来変わらない製法で、一枚一枚手作り。カリッとした香ばしい表面の皮と、じんわりと染み出す菜種油と大豆の旨味が絶品。併設の売店でお土産もどうぞ。

谷口屋 本店レストラン 基本情報
  • http://taniguchiya.co.jp/restaurant.php
  • 住所:福井県坂井市丸岡町上竹田37-26-1
  • 電話:0120-58-2202

 

羽二重餅

福井 羽二重餅

福井は古くから絹織物の町として栄え、中でもたて糸を多く使った、羽二重(はぶたえ)と呼ばれる絹は、柔らかな肌触りと上品な光沢で評価されてきました。それにちなんで、明治から大正にかけてお菓子屋さんたちが作り上げたのが、羽二重餅です。その名の通り、なめらかで上品な舌触りに心も洗われます。明治からの歴史を持つ「村山甘泉堂」さんでは、素材や技術にこだわった一品を堪能できます。

村山甘泉堂 基本情報
  • http://www.kansendo.com/
  • 住所:〒910-0006福井県福井市中央1丁目21-24
  • 電話:0776-22-4152(代表)  0120-22-4354(フリーダイヤル)

 

 

いかかでしたか?聞いたことがあるものもあれば、意外なものもありますよね。

連休には、北陸のグルメを楽しみに訪れる観光客の方が沢山います。今まで食べたことのない美味しいものを食べたとき、新しい出会いに感動し、その旅の思い出がより輝かしいものになりますよね。

気になるグルメを事前にチェックし、ぜひ北陸の食を楽しんでください。

素敵な旅になりますように!

 

 

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