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東海汽船で伊豆七島へ!船で行ける島々へのアクセスをご紹介!
記事更新日: 2024-05-07
碧い海、新鮮な海の幸、海中温泉、白い砂浜、神秘の景観、亜熱帯リゾート、イルカに出会える秘境の島、景色を想像するだけでワクワクさせてくれる“東京の宝島”『伊豆七島』。
近年東京から高速船で行けるリゾートアイランドとして注目を集め、テレビなどでも多く取り上げられている人気観光地です。“興味はあるけれどどうやって行けばいいの?”“伊豆七島なのに何島あるの?”と疑問を持っている皆さんに、まずは簡単に『伊豆七島』についてご紹介します。
東京都に属する太平洋の島々「伊豆諸島」の中で有人島は大島、利島、新島、式根島、御蔵島、八丈島、神津島、三宅島、青ヶ島の9つ。かつて有人島は7つだったことから『伊豆七島』と呼ばれ、現在でもその呼称が使われています。
『伊豆七島』へは、東京から飛行機、高速船、大型客船などを使い、最短2時間弱で自然豊かなリゾートへ足を踏み入れる事が出来ます。今回は、中でも人気の東海汽船を利用して行ける島々をご紹介します。
大島
大島は、伊豆諸島の中で最も大きく、東京からもっとも近い島です。島の中央に位置する三原山は活火山で、山頂付近では火口周辺を間近に見ることが出来、また山頂からの眺めはまさに絶景。美しいカルデラの景色や、伊豆諸島の島々、富士山を望む事が出来ます。
島一周道路沿いにある「地層大切断面」は、滅多に見る事の出来ない圧巻の地層断面で伊豆大島の火山噴火史を体感でき、活火山周辺では温泉で日々の疲れを癒す事も出来ます。
島の中には動物園もあり、ワオキツネザル、ニホンカモシカ、フタコブラクダやレッサーパンダなどの希少動物をはじめ、野鳥や南国特有の動物たちを見る事が出来ます。
また島内には多くのビーチが点在し磯遊びも楽しめます。大自然の中でお子様たちの笑顔もキラキラ輝く事間違いなし。ファミリーにも是非訪れて頂きたい島です。
~大島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●高速ジェット船で最短1時間45分
●大型客船で最短6時間
≪久里浜から≫
●高速ジェット船で最短1時間
≪熱海から≫
●高速ジェット船で最短45分
式根島
美しい海岸で有名な式根島は、1周1時間ほどで歩いて周れる小さな島です。島周辺は波が穏やかなリアス式海岸の為、海水浴、スノーケリングやダイビング、カヤックなどのマリンスポーツが楽しめます。
火山が作り出した島内をハイキングしたり、夕日を眺めたり、星空観察をしたりと、大自然豊かな島を朝から晩まで満喫することが出来ます。島内には24時間入れる露天温泉が3ヵ所あり、ゆったり温泉巡りをするのもおすすめです。
式根島での宿泊は、アットホームな島宿、旅館、貸別荘などの他にも、キャンプ場や、今流行りのグランピング施設もあります。
自然を目一杯楽しみたいアウトドア派におすすめの島です。
~式根島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●高速ジェット船で最短2時間20分
●大型客船で最短9時間
≪久里浜から≫
●高速ジェット船で最短2時間25分
新島
良質な波に恵まれた新島は、サーフィンのメッカとしても有名な島です。抗火石でできた白い砂浜は日本では新島だけ。碧い海と白い砂浜のコントラストは絶景です。
同じく新島だけで採掘されるコーガ石から作られた「新島ガラス」は島の特産品で、島内では吹きガラス体験やアートイベントも開催されています。
コーガ石で出来た、古代ギリシャ建築風の建物がシンボルの露天風呂や、白砂に包まれる砂風呂も是非体験したいですね。
また、黒潮の恵み豊かな新島では、釣りも楽しむことが出来ます。初心者向けのスポットから、釣り好きも楽しめるポイントまで、レンタサイクルで島内を巡りながら釣りを楽しむものおすすめです。
~新島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●高速ジェット船で最短2時間20分
●大型客船で最短8時間30分
≪久里浜から≫
●高速ジェット船で最短2時間
神津島
島々の神が集まる伝説の島、神津島。島の中央に位置する天上山は「花の百名山」にも選ばれ、1年を通して様々な花を楽しめ、トレッキングに訪れる人々を魅了しています。
また、山頂からの眺望は素晴らしく、“黒潮の大展望台”として「新東京百景」にも選ばれています。
赤崎海岸に作られた全長500mの遊歩道は、飛び込み台や展望台が設置され、子ども達や観光客で賑わう人気スポットです。シュノーケリングやダイビングのほか、夜になると満点の星を楽しむことができます。
神々が集まり会議したとされる伝説から生まれた「水配り像」は、神津島に訪れたら足を運びたいですね。
~神津島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●高速ジェット船で最短3時間5分
●大型客船で最短9時間55分
≪久里浜から≫
●高速ジェット船で最短2時間55分
≪熱海から≫
●高速ジェット船で最短1時間35分
八丈島
伊豆諸島で2番目に大きいひょうたん型の島、八丈島。ダイバー達から“八丈ブルー”と呼ばれるその深い紺碧の海は、驚異的な透明度を誇り、多くのダイビングファンを魅了しています。
海水浴やBBQ、サーフィンや釣りと様々なアクティビティーが楽しめ、島の名産、八丈酒や島酒、くさや、明日葉、島寿司など、島ならではの食事も見どころの1つです。
伝統工芸品の「黄八丈織物」は、着物の着付け体験や機織り体験ができ、八丈町の天然記念物に指定された「ポットホール」散策路はマイナスイオンたっぷり。
亜熱帯リゾートの癒しの空気を目一杯満喫してください。
また島内に7か所ある個性豊かな温泉は、温泉周遊券を使って観光をしながらレンタカーなどで巡るのもおすすめです。
~八丈島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●大型客船で最短10時間20分
三宅島
野鳥の楽園、三宅島。別名バードアイランドと呼ばれるこの島は、野鳥愛好家だけでなく、イルカ好きも集まる自然豊かな島です。
誰もが一度は憧れる“野生のイルカと泳ぎたい”という夢が叶う島です。
ダイビングやスノーケリング、バードウォッチングにトレッキング、海も山も楽しめる三宅島にはネイチャーツアーの案内人がおり、野鳥、火山、イルカ、様々な自然の専門家が島内をガイドしてくれます。
また、20年周期で噴火を繰り返している活火山の跡を、島の至るところで見ることが出来、島全体が火山博物館の様だとも言われています。
島内のレクリエーションセンターでは、ボルダリングを楽しむこともできます。
~三宅島へのアクセス~
≪東京竹芝客船ターミナルから≫
●大型客船で最短6時間30分