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鳩間島での移動手段は?おすすめの観光地と移動時間をご紹介します!
記事作成日: 2018-08-10
八重山諸島の定期便が運航する島の中で、最も人口が少ない「鳩間島」は、徒歩で1周できてしまうほどに小さな島です。島の一番の魅力は、鳩間ブルーとよばれる瑠璃色の海と、八重島諸島の中で最も元気なサンゴ礁です。
そんな小さな鳩間島ですが、島に着いたらどんな方法で島内を移動できるのか?また人気の観光スポットはどこなのか?・・・気になりますよね。
手つかずの美しいビーチで海水浴や、シュノーケリングで元気なサンゴ礁を見るつもりでも、やはり島の情報は知っておきたいものです。
今回は、鳩間島の中での移動手段や、おすすめの観光地・そこまでの移動時間について、詳しくご案内します。これから鳩間島へ遊びに行きたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
鳩間島ってどんな島?
鳩間島は、八重山諸島が定期便を運航する島の中で、最も人口が少なく、小さな小さな離島。石垣島からだと、高速船にて約40分~45分で行くことができます。
1日の高速船の便数は3本と少な目ですが、なんせ小さな島なので、午前中に行って夕方帰ってくる日帰りプランでも、充分に楽しめます。
島の人口は約50人、周囲は約4km、徒歩でも約1時間で1周できます。南部に港と集落、北部には農地が広がる平坦な島ですが、中央部にちょっとした丘陵部(鳩間中森)があります。
鳩間島は、観光地としてはほとんど開拓されていない素朴な島で、人工的な観光スポットはほとんどありません。
鳩間ブルーとよばれる透き通った瑠璃色の海と、日本屈指のサンゴ礁域とされる八重島諸島の中で最も元気なサンゴ礁が見どころで、野生のヤギも生息しているなど、ゆったりとした島時間が流れています。また2005年に放映されたテレビドラマ「瑠璃の島」の舞台にもなったことで知られていますね。
鳩間島での移動手段は?
鳩間島では、主に「レンタサイクル」「徒歩」で島内を移動することができます。ここでは、それぞれの移動手段についてご説明します。
レンタサイクル
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鳩間島では、集落以外の道は舗装されていません。もしレンタサイクルを利用するなら、ハンドルをとられないよう注意が必要です。鳩間島での主なレンタサイクルショップは以下の1社のみです。
●レンタサイクル あやぐ
URL:https://www.ritou.com/spot/view-hatoma-ht33.html
「レンタサイクル あやぐ」は、鳩間島の港から徒歩で4分ほどの場所・島の南北を結ぶメイン道路沿いの、レンタサイクルを取り扱っているお店です。八重山観光フェリーの代理店・素泊まりの宿としても営業しています。
レンタサイクルあやぐで取り扱っているレンタサイクルの種類と料金については、以下のとおりです。
・自転車・・・1日500円
徒歩
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鳩間島は、徒歩でも約1時間で周遊できる小さな島。鳩間島のどの観光スポットへも歩いていくことができますので、徒歩での移動が一番のおすすめです!
ここだけは見ておきたいおすすめ観光地
鳩間島では、どのような観光地があるのでしょうか?ここだけはぜひ見ておいてほしい!おすすめの観光地をご案内します。
前の浜
鳩間島の南側にある「前の浜」は、鳩間港から徒歩3分と絶好のロケーションにあるビーチです。集落からも近く、島内散策の際に気軽に立ち寄れます。
防波堤に囲まれているため、穏やかで水深も浅いため、お子様連れの方にもおすすめです。
鳩間中森・鳩間島灯台
鳩間島の中央部にある唯一の丘陵部が「鳩間中森」、集落からほんの数分の場所にあります。
鳩間中森の中にある純白の「鳩海島灯台」は島のシンボル的存在となっています。その隣には、復元された石積みの遠見台があり、瑠璃色の海に囲まれた鳩間島を一望できます。
ここからの景色は、八重山民謡の中でも有名な「鳩間節」でも謡われているんですよ~。
ちなみに、島の集落にある、鳩間島コミュニティセンター前広場には、鳩間節の歌詞が刻まれた歌碑も設置されています。
屋良浜
鳩間島の西海岸にある「屋良浜(ヤラハマ)」は、鳩間港から徒歩10分ほどの場所にある島最大の天然ビーチ。
遠浅で波が穏やかな白砂ビーチなので、海水浴向き。また夕日を眺める絶好のスポットとなります。
夫婦岩
鳩間島の西海岸にある屋良浜を北上し、徒歩5分ほどの右側にあるのが「夫婦岩」。
かつて、このあたりの畑を耕していた夫婦が仲良く暮らしていたことから名付けられた2つの大きな岩です。夫婦円満の石ともされているようですよ~!
立原浜・武士家跡
鳩間島の北側にある「立原浜(タチバルハマ)」は、夫婦岩から徒歩3分ほどの場所にあります。
岩場に囲まれたビーチで、小さな砂浜からすぐの場所にサンゴ礁が広がり、絶好のシュノーケリングスポット!
また立原浜のすぐ隣の石積み「武士家跡(ブシヌヤーアト)」は、かつて船上の船を監視していた見張り台です。
昭和40年代、港の桟橋を作り際に、石を埋め立てに使われたため、長らくその姿を消していましたが、2010年に再建。
石積みが崩れやすいので、登らないようにしましょう!
島仲浜
鳩間島の北側、武士家跡から徒歩で5分の場所にあるのが「島仲浜(シマナカハマ)」です。
ここへは集落からも徒歩15分程度で行くことができますよ~。生きたサンゴ礁が広がるリーフまでの距離が近く、透明度が高いのが魅力的なビーチ。
浅瀬でカラフルなトロピカルフィッシュを観察したり、ビーチで星の砂を探してみても!シュノーケリングスポットとして人気があります。
外若浜・船原浜
鳩間島の東海岸、島仲浜から徒歩で3分ほどの場所にある「外若浜(フカバカハマ)」、そして外若浜から南下し徒歩で5分ほどの場所にある「船原浜(フナバルハマ)」は、北部の砂浜と同様に、プライベートビーチ感覚を味わえるビーチです。
のんびりシュノーケリングや海水浴をして過ごすなら、ここがおすすめですよ~!
集落
鳩間島の集落は、鳩間港から徒歩1~2分と、とても近い場所にあります。
浮き玉オブジェが可愛らしい「民宿いだふに」や、海が見えるテラスでの食事や素泊まり宿も併設の「島茶屋あだなし」、開放感たっぷりなオープンテラスと民宿も併設の「海風」など、素朴な民宿や飲食店があります。