この記事を書いた人 トリッパー編集部
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スノボウェアの下は何を着る?おすすめの服装を紹介します
記事更新日: 2024-08-30
今年、人生で初めてスノボに行く方もいますよね。テンション上がり意気込んで「ウェアは買ったわ!」なんて方でも「そういえば、ウェアの下って何を着ればいいの?」なんて思ったりしていませんか?そしてスノボはウインタースポーツだからというイメージのせいか、雪山は寒いと考えがち。
でも滑っているときは暑いこともあれば、標高の高いところでジッとして極寒という環境に身を置くこともあったり、吹雪いたりすることもあるので、中に着る「インナー」には十分な用意をしておきたいところです。
ではスノボ慣れしている人は、いったいインナーに何を着てどんな風に体温を調整しているのでしょうか?スノボ初心者さんが汗をかいても快適に雪山で滑りが楽しめるように、また室内の休憩やランチ時などに、重ね着によって仕度がモタモタしないように、購入前に知ってほしい、インナーの種類と選び方についてご紹介します。
目次
スノボでは寒さ暑さはどんな時に感じるの?
当然、滑っているときは暑い!そんな時のインナーは
スノボのロケーションは雪山で、かつ激しいスポーツ。当然滑っていれば暑くなって汗をかきます。キーワードは「速乾性」というインナー素材の機能が役立ちます。これは生地の通気性が良く、汗の乾きが速くなることを意味します。
例えばレーヨンのような生地は汗を吸収せずに、早々に乾いてくれる素材となっています。逆に汗がいつまでも引かないとその汗が冷えて体温を下げてしまい、寒く感じてしまいますから素材は確認して買うことをオススメします。
じっとしているリフトは寒い
スノボは激しく動いてばかりではありません。当然じっとしているシーンもあります。しみじみ雪山って極寒だな~って感じるのは、やっぱり一番じっとしているリフトに乗っている時ではないでしょうか。他にも標高の高いところでお友達を待ったりすることもありますね。こんな時は体を冷やさない「保温性」のあるものが最適です。
ランチや休憩中などの室内は暖房完備
アウトドアスポーツとはいっても、いったん室内に入れば暖房がガンガンきいているのがほとんどです。また雪がついたままだと室内が濡れてしまうため、マナーとしてウェアを脱ぐこともあるので、普通にインナーで過ごすこともあります。
休憩中などは、お友達とインスタ用の投稿などの写真も撮ったりすることもあるので、写ってもいいものを選びたいものです。
インナーは2種類
下着の役割をするファーストレイヤー
まず1つ目は、直接肌に触れるもので、汗をかくスポーツだからこそ大事なのがファーストレイヤーです。
キーワードは「吸湿発熱」最近では体から発生した湿気を熱に変えて、より暖かく感じるものもあるようです。基本的には、激しい運動によってかいた汗を逃して体温を下げないという素材で、かつストレッチの効いた動きやすいものになっています。できれば下着なので、着心地として薄さとフィット感があるといいですね。
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それでは、スノボーパンツの下は何を着ればいいのでしょうか?
とにかく初心者なので、最初は転ぶことが多いと思います。意外と雪って天候で氷ってしまい硬くなり、転ぶとかなり痛かったりするので、プロテクター入り下着でお尻パット・ヒザパット入りもおすすめです。また寒がりさんの極寒対策でいえば「裏起毛素材」のレギンスは安心感があります。
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ウェアの下に着るセカンドレイヤー
セカンドレイヤーはウェアのすぐ下に着るもので、天気が変化する雪山と暖房の効いた室内での行き来での温度調整は、このセカンドレイヤーがポイントになります。
例えば「速乾性と透湿性」の機能を盛り込んだ素材がありますが、これはすぐに乾いて蒸れないというメリットがあります。スノボで激しく転んで、雪が入り込んで濡れてしまったなんてこともあったり、そんな時にすぐに乾くのはやはりありがたい。フリースも暖かくて人気です。
見せる場面が多いセカンドレイヤー。やっぱりウェア脱いでもオシャレ!って憧れますよね。当然、室内でくつろいだり、お食事中や休憩中というのは写真撮影も多い時間。友達のインスタにはおしゃれな姿で投稿されたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時のためにブランドで有名な「BURTON」をチェックしておきましょう。例えば長袖Tシャツ、ネックウォーマ付き、転んだときにめくれないように背中も長めで、そしてなんと言っても、柄がオシャレというインナーは試してみたくなります。
スノボ慣れしている人は重ね着がうまい
もちろん中に着る物は、デザインも好みもさまざまに分かれます。例えばウェアの中に着るものは、プルオーバーよりジップアップが好きっていう人もいます。つまり、被りものよりもジッパーがあるほうが、ウェアを脱いだ後に簡単に温度調整がしやすいからです。室内に入ってさぁ食事という時には、もたもたせずにスマートにパパッと脱ぎ着したいものです。
またフードの有無については、ウェアにも付いているからいらない方や、首もとがカザガザして分厚くなって気になるからいらないという方などこちらもさまざま。それでもパーカーは見た目がかわいいから好き、という人も多く、わざとダボダボの大きめを選んでおしゃれに着こなす人も見かけます。
またプロテクター入りのインナーを買ったという人で、室内でくつろぐときにサイボーグのように見えてしまって気になるという声も聞きますが、そんな時は上からTシャツを着るなど工夫してそれぞれのファッションを楽しんでいます。
とにかくスノボは、外では「滑れば暑い、リフトは寒い」の繰り返し。リフトに乗ったら長時間止まって凍えた、なんて想定外のことも起こるものです。だからこそ色んなシーンを想定して、あとは服の脱ぎ着で調整していくことに慣れていくことがスノボを安心して楽しむコツです。
それから、もし買わなくても、いまある手持ちのものでインナーを用意する場合には、とにかく汗をかいたり転んだりして濡れてしまってもすぐに乾くように、ポリエステルやレーヨンなどの素材かを確認しましょう。
それから雪山に綿素材はオススメしません。なぜなら綿は汗をバンバン吸いますが、とにかく乾かないので、いつまでも濡れているためその汗で体が冷えたり、ベタベタして気持ち良く動けなかったりするので、綿素材は避けてくださいね。
スノボにはまって何度も行くようになれば、しだいにウェアの下に何を着ればいいのか、機能や素材だけでなくオシャレなインナーなどの情報もキャッチしていくことでしょう。まずはインナーを上手に揃えて、初めてのスノーボードを思いっきり楽しみましょう!