この記事を書いた人 トリッパー編集部
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Go Toキャンペーンで沖縄旅行を楽しもう!
記事作成日: 2020-06-19
新型コロナウイルス感染症との戦いに最初の区切りがつこうとしている現在、国土交通省は「Go To Travelキャンペーン」という非常に大規模なキャンペーンの準備を進めています。
これは、外出自粛というつらい日々を終えて外に飛び出そうとする旅行者と、大きな経済的ダメージを受けてしまった観光地の両方を支援するキャンペーンです。このキャンペーンを活用すれば、沖縄のような遠い場所への旅行も非常に身近になりますし、高級なホテルへの宿泊も視野に入ってきます。
この記事では、沖縄本島・宮古島・石垣島・久米島(くめじま)のおすすめホテルの紹介と共に、沖縄旅行が「Go To Travelキャンペーン」でどれほどお得になるのかをご説明します。
目次
Go To Travelキャンペーンで豪華なホテルに泊まろう!
現在進行しているGo Toキャンペーンは、
各種イベントの割引を行う「Go To Eventキャンペーン」
外食でポイントや割引食事券などがもらえる「Go To Eatキャンペーン」
各地の商店街でのイベントなどを支援する「Go To 商店街キャンペーン」
ツアー代金や宿泊費を割引する「Go To Travelキャンペーン」
の4種類です。
この中で旅行に最も関係が深いGo To Travelキャンペーンは、「1泊あたり2万円(※日帰り旅行の場合は1万円)」の補助が受けられるというもの。
この補助は「旅行代金の割引」+「現地でのお土産の購入や食事、施設の利用などで使えるクーポン券など」で行われます。割引とクーポンの割合は、7:3が予定されています。(※ここでは旅行会社のツアーへの参加を前提として「旅行代金」としていますが、予約サイトなどで宿の予約をした場合は、その宿泊費が対象となります)
ただし、「1泊2日で2万円」というツアーが、2万円の補助によって無料になることはありません。なぜなら、「旅行代金の半分まで」という制限があるためです。
旅行代金の半額が補助額より少ない場合、そこまでしか補助されません。つまり、この場合の補助額は1万円です。実際の支払額は、2万円から7,000円(=1万円の70%)を引いた13,000円で、3,000円(=1万円の30%)相当のクーポンとあわせて実質1万円となります。
1泊2日で4万円のツアーなら、補助額は「1泊あたり2万円」という上限そのままの金額になります。つまり、実質2万円(=先の例との差額1万円)で、2万円のツアーを4万円のツアーにグレードアップできるわけです。
この方向で考えていくと、できるだけ遠くへ行き、高級な宿に泊まるツアーがお得ということになります。ここでは、一例として沖縄旅行を考えてみましょう。
沖縄のように交通費の負担が大きくなりがちな地域への旅行では、旅費を安くするために宿泊費を節約することも珍しくはありません。もちろん、沖縄には人情味あふれる民宿や、おしゃれなペンションも数多くあるのですが、せっかく日常を離れてはるかな南の島へ行くのですから、宿泊先も夢を見させてくれるホテルが理想です。
Go To Travelキャンペーンは、その理想を現実にしてくれます。1泊2日で4万円以上のツアーも、確実に2万円相当は予算を減らせるわけですから、大いに検討の余地があります。
開始時期や終了時期など、現時点(※2020年6月)では明らかでないことも多いGo To Travelキャンペーンですが、早めに準備をして損をすることはありません。沖縄県内のホテルの中から、「すこし贅沢な旅行」向けのホテルを厳選し、ご紹介します。
沖縄本島のおすすめホテル
沖縄県は無数の島々で構成されています。その心臓部として、各地から多くの飛行機や船を受け入れる沖縄本島には、さまざまな大型・高級ホテルが存在します。
ホテル日航アリビラ
沖縄本島にはいくつものビーチがありますが、「ホテル日航アリビラ」前の「ニライビーチ」は、あえて積極的な開発を行わず、可能な限り天然の姿を残しているビーチです。身の回りすべてを人工のモノに囲まれた私たちにとって、ある意味究極の贅沢を感じられるホテルと言えるかもしれません。
長期滞在も視野に入れているという客室は広々としていて、光や風が優しく部屋を満たします。日本航空(JAL)というブランドのイメージどおりのサービスが期待できる、ハイレベルなホテルです。
ザ・ブセナテラス
沖縄本島のほぼ中心部に位置する「ザ・ブセナテラス」は、島内のどこへ行くにも便利なホテルです。海へ大きくせりだした部瀬名(ぶせな)岬の一帯は、2000年の九州・沖縄サミットの舞台となり、高級リゾート地として世界にもその名が知られました。その豊かな自然は一枚の絵のように窓の中に収まり、客室を華やかに彩ります。
ホテルが面する「ブセナビーチ」では、マリンスポーツや海水浴だけでなく、海中展望塔やグラスボートといった方法でも沖縄の海に触れることができます。
ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ
「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」を所有するのは沖縄県のビール会社、オリオンビールです。飲食に関する事業を手がけているだけに、和・洋・中にバーベキュー、鉄板焼をそろえた食事の質は良好。また、おしゃれな雰囲気の洋風バー「レグルス」の他に郷土料理や泡盛を中心とした「うちなー居酒屋・嘉例(カリー)」も用意されています。
海へのアクセスも良く、宝石のように澄んだ深い色を持つ「エメラルドビーチ」が、すぐ目の前で待っています。
宮古島のおすすめホテル
沖縄本島の約270km南西にある宮古島は、「ミヤコブルー」と呼ばれる青い海で知られています。滞在中は、いくつものビーチやダイビングスポットなどで、それを満喫できます。
宮古島東急ホテル&リゾーツ
「宮古島東急ホテル&リゾーツ」の前に広がるのは、東洋一とも言われる美しいビーチ「与那覇前浜(よなはまえはま)」。7kmにもおよぶ長く白い砂浜は、見ているだけでも心が癒やされます。
東急という有名ブランドを背負ったホテルですから、サービス面の評価は高く、食事の選択肢も多彩です。和風ダイニングの「やえびし」では、朝食に薪を使用した釜炊きのご飯を提供するといったこだわりも見られますし、「ニライカナイ」では宮古島の伝統的な料理をベースにしたメニューを味わうことができます。
アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ
「アラマンダ インギャーコーラルヴィレッジ」は、ホテル・ビーチ・ゴルフ場などからなる広大な「シギラ セブンマイルズリゾート」の一角にある、全72室のヴィラタイプの宿泊施設です。平均的なコテージよりも豪華な造りの室内はとても快適で、数日以上の滞在も苦にならないでしょう。
リゾートの名前にもなっているシギラビーチは穏やかなことで知られる、遊びやすい海です。ウミガメが訪れることも多く、タイミングが良ければその姿を目にすることができるかもしれません。
石垣島のおすすめホテル
沖縄県の西の端に近い石垣島は、このエリアの他の島々へ旅行する際の拠点となることも多い島です。そのため、宿泊先も豊富に用意されています。
グランヴィリオリゾート石垣島 オーシャンズウイング
一帯の島々を結ぶ船が出入りする石垣島の南側では、多くの宿泊施設が競い合っています。「グランヴィリオリゾート石垣島 オーシャンズウイング」の大きなポイントは、その高級感とほぼゼロと言える海までの距離です。
視界の端から端までを埋め尽くす青い海と、沖に浮かぶ竹富島の眺めは美しく、滞在中に見飽きることはありません。屋内外のプールで海の様子を気にせず遊ぶこともでき、夜は屋上の「スターダストテラス」で星空も楽しめます。
沖縄県 石垣市新川舟蔵2481-1
フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」は、2~3名や2~4名向けの客室のある「ノースウィング」と、最大6名という大人数を想定した「ガーデンテラス」、1~4名ですごせる小さな別荘風の「琉球赤瓦コテージ」で構成されています。
琉球に古くから伝わる赤瓦を使ったコテージが並ぶ様子は南国の遠い時代を思わせ、その中を歩くだけでも楽しい気分になれます。砂浜から伸びる桟橋「FUSAKI ANGEL PIER」も、とても雰囲気の良いスポットです。
久米島のおすすめホテル
久米島は沖縄本島から80kmほど西側にある、気軽に行ける離島です。穏やかにすごせるリゾート地として人気があり、いくつもの上質なリゾートホテルが建てられています。
サイプレスリゾート久米島
久米島空港からシャトルバスで約3分の「サイプレスリゾート久米島」は、癒やしをコンセプトとしたリゾートホテルです。ホテルのそばの「シンリ浜」は夕陽の美しさが評価されているビーチで、絶景に飛行機がさらなる魅力を加えることもあります。
島の東側の「イーフビーチ」とその周辺のホテルも素晴らしいのですが、人気の高さは人の多さにもつながります。久米島への旅に落ち着きや穏やかさを求める場合には、島の西側のこちらのようなホテルがおすすめです。
※本記事内の情報は、すべて2020年6月時点のものです。
※現在、新型コロナウイルス感染症予防のため、多くのホテルでエステなど一部のサービスが休止となっています。詳しくは、各ホテルの公式サイトをご覧ください。
「1泊あたり最大2万円」という大きな補助が受けられるGo To Travelキャンペーンは、「新型コロナウイルス感染症の様子を見ながら、そろそろ動き出したい」と考え始めている私たちの強い味方となってくれるキャンペーンです。
沖縄旅行の経験が多い方にとっては、今までよりもグレードの高いホテルを試す絶好の機会となりますし、これまで費用の面で沖縄旅行にためらいを感じていた方も、この補助額には大きく心を動かされるのではないでしょうか。
まぶしい日差しとさわやかな風を感じながら、美しい海に面したホテルですごす休暇は、とても幸せな時間です。それはきっと、心の奥に溜まってしまったものを優しく溶かしてくれるでしょう。